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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

2.46 rdbresident

名前

rdbresident - DSIをメモリに常駐または常駐を解除、常駐情報を表示

形式(メモリにDSIを常駐させる場合)

rdbresident -mon
            { -i データベース名.DSI名 |  -f ファイル名 }

形式 (メモリに常駐しているDSIの常駐を解除する場合)

rdbresident -moff
            { -i データベース名.DSI名 | -fファイル名 }

形式 (メモリに常駐しているDSIの一覧を表示する場合)

rdbresident -mp

機能説明

DSIをメモリに常駐したり、DSIをメモリの常駐から解除します。
また、常駐しているDSIの情報を表示します。

オプション

-mon

DSIをメモリに常駐する場合に指定します。

-moff

メモリに常駐しているDSIを解除する場合に指定します。

-mp

メモリに常駐しているDSIの情報を出力します。

-i データベース名.DSI名

メモリに常駐したり、常駐を解除するDSI名を指定します。
複数のDSIを処理する場合は、各DSIを-iオプションに指定して本コマンドを複数回実行するよりも、それらのDSIを記述したファイルを-fオプションに指定して本コマンドを1回実行した方が、高速に処理されます。

-f ファイル名

複数のDSI名を記述したファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、OSで定義される最大バイト数までです。
以下に、ファイル内の形式を説明します。

# コメント
データベース名.DSI名

先頭に“#”がある行は、コメント行として読みとばされます。
このとき“#”は必ず行の先頭に記述する必要があります。
ファイル内には空行を含むことができます。
各行の処理中に、指定形式の誤りなど、継続可能なエラーが検出された場合は、メッセージが表示され、次の行から処理が継続されます。
領域不足など、継続不可能なエラーが検出された場合には、その時点で処理が中止されます。
この場合、エラー検出までに行われた処理は有効となります。

データベース名.DSI名

メモリに常駐したり、常駐を解除するDSI名を指定します。

使用例

例1

在庫表DSIをメモリに常駐します。

rdbresident -mon -i 在庫管理DB.在庫表DSI
例2

ファイル指定により複数のDSIを一括してメモリに常駐します。

rdbresident -mon -f c:\rdb\data\resident.txt
ファイル(resident.txt)の例
在庫管理DB.在庫表DSI
在庫管理DB.関東発注表DSI 
在庫管理DB.製品番号IXDSI

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意

表示項目の見出しと意味

AllocSize

DSIの常駐のために割り当てられたメモリ量(単位はキロバイト)

DsiName

DSI名(データベース名.DSI名)

TotalAllocSize

DSIの常駐のために割り当てられたメモリの合計量(単位はキロバイト)