名前
rdbrcvadt -- 監査ログエレメントのリカバリ
形式
rdbrcvadt { -r | -d } [{ 監査ログエレメント番号 } ...]
機能説明
監査ログエレメントをリカバリします。
オプション
ロールバック不可閉塞状態の監査ログエレメントをリカバリする場合に指定します。
媒体障害による閉塞状態の監査ログエレメントをリカバリする場合に指定します。
特定の監査ログエレメントだけをリカバリする場合に指定します。
監査ログエレメント番号は、複数指定できます。
省略した場合は、閉塞状態となっているすべての監査ログエレメントをリカバリします。
使用例
ロールバック不可閉塞状態となっている監査ログエレメント番号3番の監査ログエレメントをリカバリします。
rdbrcvadt -r 3
媒体障害による閉塞状態となっているすべての監査ログエレメントをリカバリします。
rdbrcvadt -d
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0 : 正常終了
0以外 : 異常終了
注意
本コマンドは、データベース管理者のみが実行できます。
テンポラリログファイルの破壊により監査ログエレメントが閉塞した場合は、当該監査ログエレメントに格納されている監査ログは失われます。
媒体障害による監査ログエレメントの閉塞状態が発生した場合は、障害が発生した媒体に作成されているすべての監査ログエレメントに格納されている監査ログは失われます。