名前
rdblkinf -- 資源の占有情報の出力
形式
rdblkinf { -d | -l } [ -e ]
機能説明
SQL文の実行によって獲得される資源の占有状態を出力します。
オプション
デッドロックが発生した場合にデッドロック情報を出力します。
本コマンドは、デッドロック事象を待ち続けるため、本コマンドは終了しません。
本コマンドを終了させるためには、コマンドの強制停止(一般的にはCTRLキー+C)を行ってください。
待ち状態になっている資源の情報を出力します。
本オプションを指定した場合は、現時点の情報を出力してコマンドは終了します。
資源の占有情報の拡張情報を表示する場合に指定します。
本オプション指定時に表示される情報は、今後追加される場合があります。
使用例
資源の占有情報を出力します。
rdblkinf -d
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0 : 正常終了
0以外 : 異常終了
注意
-dオプション指定で実行したコマンドが動作中の場合は、Symfoware/RDBを停止することはできません。
-eオプション指定時に表示される情報は、今後追加される場合があります。
通常の設定であれば強制停止は CTRLキー+ Cを同時に押すことによって入力することができます。
表示項目の見出しと意味
◆-dオプションを指定した場合
資源名 (データベース名.DSI名)
モジュール名
RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFにADDRESSを指定した場合、または省略した場合
システム内通信のアプリケーション : アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
トランザクションモニタ配下のアプリケーション : データベース名/コネクション名
RDB2_TCP接続のアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/コネクション名
RDA-SV接続のアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/コネクション名
RDBコマンド : RDBコマンド名
RDBシステムデーモン : RDBシステムデーモン名
ODOS連携のODBCアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/データソース名またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名
RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFにNAMEを指定した場合
システム内通信のアプリケーション : アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
トランザクションモニタ配下のアプリケーション : データベース名/コネクション名
RDB2_TCP接続のアプリケーション : 接続端末のホスト名/コネクション名
RDA-SV接続のアプリケーション : 接続端末のホスト名/コネクション名
RDBコマンド : RDBコマンド名
RDBシステムデーモン : RDBシステムデーモン名
ODOS連携のODBCアプリケーション : 接続端末のホスト名/データソース名またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名
プロセスID
セションID
(-eオプションを指定した場合のみ表示)
デッドロック発生時刻
クライアントプロセス種別
SQL : システム内通信のアプリケーション
SQL-XA : トランザクションモニタ配下のアプリケーション
TCP/IP : RDB2_TCP接続のアプリケーション
RDA-SV : RDA-SV接続のアプリケーション
RDBCMD : RDBコマンド
DAEMON : RDBシステムデーモン
ODOS : ODOS連携のODBCアプリケーション
ログオン名
排他の単位
DSI : DSI
PAGE : ページ
ROW : 行
COMMIT : COMMIT処理中の場合
◆-lオプションを指定した場合
資源名 (データベース名.DSI名)
モジュール名
RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFにADDRESSを指定した場合、または省略した場合
システム内通信のアプリケーション : アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
トランザクションモニタ配下のアプリケーション : データベース名/コネクション名
RDB2_TCP接続のアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/コネクション名
RDA-SV接続のアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/コネクション名
RDBコマンド : RDBコマンド名
RDBシステムデーモン : RDBシステムデーモン名
ODOS連携のODBCアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/データソース名またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名
RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFにNAMEを指定した場合
システム内通信のアプリケーション : アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
トランザクションモニタ配下のアプリケーション : データベース名/コネクション名
RDB2_TCP接続のアプリケーション : 接続端末のホスト名/コネクション名
RDA-SV接続のアプリケーション : 接続端末のホスト名/コネクション名
RDBコマンド : RDBコマンド名
RDBシステムデーモン : RDBシステムデーモン名
ODOS連携のODBCアプリケーション : 接続端末のホスト名/データソース名またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名
プロセスID
占有目的
REFER : 参照
UPDATE : 更新
REFER|UPDATE : 参照更新
セションID
(-eオプションを指定した場合のみ表示)
状態
ACTIVE : 動作中
WAIT : 待ち状態
クライアントプロセス種別
SQL : システム内通信のアプリケーション
SQL-XA : トランザクションモニタ配下のアプリケーション
TCP/IP : RDB2_TCP接続のアプリケーション
RDA-SV : RDA-SV接続のアプリケーション
RDBCMD : RDBコマンド
DAEMON : RDBシステムデーモン
ODOS : ODOS連携のODBCアプリケーション
ログオン名
排他の単位
DSI : DSI
PAGE : ページ
ROW : 行
COMMIT : COMMIT処理中の場合