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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

2.30 rdblkinf

名前

rdblkinf -- 資源の占有情報の出力

形式

rdblkinf { -d | -l } [ -e ] 

機能説明

SQL文の実行によって獲得される資源の占有状態を出力します。

オプション

-d

デッドロックが発生した場合にデッドロック情報を出力します。
本コマンドは、デッドロック事象を待ち続けるため、本コマンドは終了しません。
本コマンドを終了させるためには、コマンドの強制停止(一般的にはCTRLキー+C)を行ってください。

-l

待ち状態になっている資源の情報を出力します。
本オプションを指定した場合は、現時点の情報を出力してコマンドは終了します。

-e

資源の占有情報の拡張情報を表示する場合に指定します。
本オプション指定時に表示される情報は、今後追加される場合があります。

使用例

資源の占有情報を出力します。

rdblkinf -d

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意

表示項目の見出しと意味

-dオプションを指定した場合

DSI-name

資源名 (データベース名.DSI名)

Name

モジュール名

  • RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFにADDRESSを指定した場合、または省略した場合

    システム内通信のアプリケーション : アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
    トランザクションモニタ配下のアプリケーション : データベース名/コネクション名
    RDB2_TCP接続のアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/コネクション名
    RDA-SV接続のアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/コネクション名
    RDBコマンド : RDBコマンド名
    RDBシステムデーモン : RDBシステムデーモン名
    ODOS連携のODBCアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/データソース名またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名

  • RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFにNAMEを指定した場合

    システム内通信のアプリケーション : アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
    トランザクションモニタ配下のアプリケーション : データベース名/コネクション名
    RDB2_TCP接続のアプリケーション : 接続端末のホスト名/コネクション名
    RDA-SV接続のアプリケーション : 接続端末のホスト名/コネクション名
    RDBコマンド : RDBコマンド名
    RDBシステムデーモン : RDBシステムデーモン名
    ODOS連携のODBCアプリケーション : 接続端末のホスト名/データソース名またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名

Pid

プロセスID

Sid

セションID
(-eオプションを指定した場合のみ表示)

Time

デッドロック発生時刻

Type

クライアントプロセス種別
SQL : システム内通信のアプリケーション
SQL-XA : トランザクションモニタ配下のアプリケーション
TCP/IP : RDB2_TCP接続のアプリケーション
RDA-SV : RDA-SV接続のアプリケーション
RDBCMD : RDBコマンド
DAEMON : RDBシステムデーモン
ODOS : ODOS連携のODBCアプリケーション

Uid

ログオン名

Unit

排他の単位
DSI : DSI
PAGE : ページ
ROW : 行
COMMIT : COMMIT処理中の場合

-lオプションを指定した場合

DSI-name

資源名 (データベース名.DSI名)

Name

モジュール名

  • RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFにADDRESSを指定した場合、または省略した場合

    システム内通信のアプリケーション : アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
    トランザクションモニタ配下のアプリケーション : データベース名/コネクション名
    RDB2_TCP接続のアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/コネクション名
    RDA-SV接続のアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/コネクション名
    RDBコマンド : RDBコマンド名
    RDBシステムデーモン : RDBシステムデーモン名
    ODOS連携のODBCアプリケーション : 接続端末のIPアドレス/データソース名またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名

  • RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFにNAMEを指定した場合

    システム内通信のアプリケーション : アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
    トランザクションモニタ配下のアプリケーション : データベース名/コネクション名
    RDB2_TCP接続のアプリケーション : 接続端末のホスト名/コネクション名
    RDA-SV接続のアプリケーション : 接続端末のホスト名/コネクション名
    RDBコマンド : RDBコマンド名
    RDBシステムデーモン : RDBシステムデーモン名
    ODOS連携のODBCアプリケーション : 接続端末のホスト名/データソース名またはアプリケーションのロードモジュール名/データソース名

Pid

プロセスID

Purpose

占有目的
REFER : 参照
UPDATE : 更新
REFER|UPDATE : 参照更新

Sid

セションID
(-eオプションを指定した場合のみ表示)

Status

状態
ACTIVE : 動作中
WAIT : 待ち状態

Type

クライアントプロセス種別
SQL : システム内通信のアプリケーション
SQL-XA : トランザクションモニタ配下のアプリケーション
TCP/IP : RDB2_TCP接続のアプリケーション
RDA-SV : RDA-SV接続のアプリケーション
RDBCMD : RDBコマンド
DAEMON : RDBシステムデーモン
ODOS : ODOS連携のODBCアプリケーション

Uid

ログオン名

Unit

排他の単位
DSI : DSI
PAGE : ページ
ROW : 行
COMMIT : COMMIT処理中の場合