ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

2.29 rdbinh

名前

rdbinh -- Symfoware/RDB資源へのアクセス禁止状態の設定

形式

rdbinh { -i データベース名.DSI名 
        | -p データベース名.データベーススペース名 }

形式(入力ファイル指定の場合)

rdbinh -f {ファイル名 | -}

機能説明

指定されたSymfoware/RDB資源をアクセス禁止状態にします。

オプション

-i データベース名.DSI名

アクセス禁止状態にするDSI名を指定します。

-p データベース名.データベーススペース名

アクセス禁止状態にするデータベーススペース名を指定します。

-f {ファイル名 | -}

情報を設定する資源名を記述したファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、OSで定義される最大バイト数までです。
“-”を指定すると、標準入力からの読込みとなります。
以下にファイル内の形式を説明します。

# コメント
データベース名.DSI名

先頭に“#”がある行は、コメント行として読みとばされます。
このとき“#”は必ず行の先頭に記述する必要があります。
ファイル内には空行を含むことができます。
各行の処理中に、指定形式の誤りなど、継続可能なエラーが検出された場合は、メッセージが表示され、次の行から処理が継続されます。
領域不足など、継続不可能なエラーが検出された場合は、その時点で処理が中止されます。
この場合、エラー検出までに行われた処理は有効となります。

データベース名.DSI名

アクセス禁止状態にするDSI名を指定します。

使用例

例1

在庫管理DBに属する在庫表DSIをアクセス禁止状態にします。

rdbinh -i 在庫管理DB.在庫表DSI
例2

ファイル指定により複数のDSIをアクセス禁止状態にします。

rdbinh -f c:\rdb\inh.txt
ファイル(inh.txt)の例
在庫管理DB.在庫表DSI
在庫管理DB.関西発注表DSI

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意