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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

2.27 rdbhsuty

名前

rdbhsuty -- ホットスタンバイ機能の利用の宣言およびプレオープン情報の出力

形式(ホットスタンバイ機能を利用する場合)

rdbhsuty -mon [ -f ファイル名 ]

形式(ホットスタンバイ機能の利用を解除する場合)

rdbhsuty -moff

形式(プレオープン情報の出力)

rdbhsuty -mp [ -p ]

機能説明

ホットスタンバイ機能の利用の宣言およびプレオープン情報の出力を行います。
本コマンドは、ホットスタンバイ機能を利用している場合に指定できます。

オプション

-mon

ホットスタンバイ機能を利用する場合に指定します。

-f ファイル名

ホットスタンバイで、プレオープンするDSIがある場合に指定します。
本オプションは、-monオプションを指定している場合にのみ有効です。
ファイル名は、絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、OSで定義される最大バイト数までです。
以下に、プレオープンするDSIを定義するファイル内の形式を説明します。

# コメント
データベース名.DSI名 <改行>
データベース名.DSI名 <改行>

先頭に“#”がある行は、コメント行として読みとばされます。
このとき“#”は必ず行の先頭に記述する必要があります。
ファイル内には空行を含むことができます。

データベース名.DSI名

待機系のRDBシステムで、プレオープンの対象とするDSI名を指定します。
ファイル内に異なるデータベースのDSI名を記述することができます。
本オプションで指定したDSIは、待機系のRDBシステムでrdbconbfコマンドによる、共用バッファプールとの対応関係を登録することが可能となります。

-moff

ホットスタンバイ機能の利用を解除する場合に指定します。

-mp

プレオープンされているDSI名の一覧を表示する場合に指定します。

-p

プレオープンの対象となっているDSIの割り付け先データベーススペース名の一覧を表示する場合に指定します。
本オプションは、-mpオプションが指定されている場合にのみ有効です。

使用例

ホットスタンバイ機能を利用します。

rdbhsuty -mon -f preopen.lst

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意