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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

2.10 rdbcpraw

名前

rdbcpraw -- RDBディレクトリファイルのバックアップ、リカバリ

形式

rdbcpraw -i 入力ファイル名
         -o 出力ファイル名

機能説明

RDBディレクトリファイルの容量変更時に、ローデバイスに配置されたRDBディレクトリファイルを、バックアップ、リカバリします。
また、障害発生時に、ローデバイスに配置されたデータを、調査資料用に外部ファイルへ出力します。

オプション

-i 入力ファイル名

入力元のローデバイス名、ファイルパス名または文字型特殊装置(\\.\TAPE*)を指定します。
ファイル名に指定できる長さは、OSで定義される最大バイト数までです。

-o 出力ファイル名

出力先のローデバイス名、ファイルパス名または文字型特殊装置(\\.\TAPE*)を指定します。
ファイル名に指定できる長さは、OSで定義される最大バイト数までです。

使用例

例1

ローデバイスに配置されたRDBディレクトリファイルを、外部ファイルへバックアップします。

rdbcpraw -i \\.\SHD_RAW_DIR -o C:\BACKUP\DIR2.DAT
例2

外部ファイルにバックアップされたRDBディレクトリファイルを、ローデバイスにリカバリします。

rdbcpraw -i C:\BACKUP\DIR2.DAT -o \\.\SHD_RAW_DIR
例3

調査資料を採取するため、ローデバイスに配置されたデータを、外部ファイルへ出力します。

rdbcpraw -i \\.\SHD_RAW_DICTIONARY -o C:\TEMP\DIC.DAT

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意