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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

2.9 rdbconbf

名前

rdbconbf -- DSIと共用バッファプールの対応関係の登録

形式

rdbconbf -i データベース名.DSI名
         共用バッファ識別子-1 [ 共用バッファ識別子-2 ]

形式(入力ファイルを指定する場合)

rdbconbf -f {ファイル名 | -}

機能説明

DSIと共用バッファプールの対応関係を登録します。

オプション

-i データベース名.DSI名

対応関係を登録するDSI名を指定します。

複数のDSIを処理する場合は、-fオプションによるファイル指定をお勧めします。
各DSIを-iオプションに指定して本コマンドを複数回実行するよりも、それらのDSIを記述したファイルを-fオプションに指定して本コマンドを1回実行した方が、高速に処理されます。

共用バッファ識別子-1[共用バッファ識別子-2]

DSIが使用する共用バッファの識別子を指定します。
RANDOM構造の場合、共用バッファ識別子-1には、プライム部が使用する共用バッファの識別子を指定し、共用バッファ識別子-2には、オーバフロー部が使用する共用バッファの識別子を指定します。
SEQUENTIAL構造またはOBJECT構造の場合、共用バッファ識別子-1には、データ部が使用する共用バッファの識別子を指定します。
共用バッファ識別子-2は指定できません。
BTREE構造の場合、共用バッファ識別子-1には、インデックス部が使用する共用バッファの識別子を指定し、共用バッファ識別子-2には、データ部が使用する共用バッファの識別子を指定します。
共用バッファ識別子-2を省略した場合は、共用バッファ識別子-1が指定されたものとみなされます。

-f {ファイル名 | - }

複数のDSIと共用バッファの対応関係を記述したファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、OSで定義される最大バイト数までです。
“-”を指定すると、標準入力からの読込みとなります。
以下に、対応関係の登録を定義するファイル内の形式を説明します。

# コメント
データベース名.DSI名 共用バッファ識別子-1 [共用バッファ識別子-2]

先頭に“#”がある行は、コメント行として読みとばされます。
このとき“#”は必ず行の先頭に記述する必要があります。
ファイル内には空行を含むことができます。
各行の処理中に、指定形式の誤りや存在しないバッファプールを指定しているなど、継続可能なエラーが検出された場合は、メッセージが表示され、次の行から処理が継続されます。
領域不足など、継続不可能なエラーが検出された場合は、その時点で処理が中止されます。
この場合、エラー検出までに行われた処理は有効となります。

データベース名.DSI名

対応関係を登録するDSI名を指定します。

共用バッファ識別子-1[共用バッファ識別子-2]

DSIが使用する共用バッファの識別子を指定します。
RANDOM構造の場合、共用バッファ識別子-1には、プライム部が使用する共用バッファの識別子を指定し、共用バッファ識別子-2には、オーバフロー部が使用する共用バッファの識別子を指定します。
SEQUENTIAL構造またはOBJECT構造の場合、共用バッファ識別子-1には、データ部が使用する共用バッファの識別子を指定します。
共用バッファ識別子-2は指定できません。
BTREE構造の場合、共用バッファ識別子-1には、インデックス部が使用する共用バッファの識別子を指定し、共用バッファ識別子-2には、データ部が使用する共用バッファの識別子を指定します。
共用バッファ識別子-2を省略した場合は、共用バッファ識別子-1が指定されたものとみなされます。

使用例

例1

在庫表DSIと共用バッファ識別子POOL1の対応関係を登録します。

rdbconbf -i 在庫管理DB.在庫表DSI POOL1
例2

ファイル指定により複数のDSIと共用バッファプールの対応関係を一括して登録します。

rdbconbf -f c:\rdb\conbf.txt
ファイル(conbf.txt)の例
在庫管理DB.在庫表DSI POOL1
在庫管理DB.関東発注表DSI POOL2
在庫管理DB.製品番号IXDSI POOL3

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意