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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

19.3.9 非ascii文字の送信形式

Key名

com.fujitsu.interstage.isws.utf8encoder.notascii.charref

説明:

SOAP通信における文字列データ中の非ascii文字を、そのままの文字で送信するか、XMLの文字参照形式に変換してascii文字を用いて送信するかを指定します。
XML規約に従っている限り、受信側でこの変更によるデータの違いは発生しません。通常は本設定項目を変更する必要はありません。

指定可能な値:

trueまたはfalse(大文字と小文字は区別しません)。
true以外の値が指定された場合はfalseになります。

省略値:

false

使用例:

通信における文字列データ中の非ascii文字をXMLの文字参照形式に変換してascii文字を用いて送信します。

com.fujitsu.interstage.isws.utf8encoder.notascii.charref=true

注意

「非ascii文字の送信形式の注意事項

  • 本設定項目をtrueに指定した場合、JIS X 0213:2004においてJIS X 0208から追加された文字の一部など、Unicodeの基本多言語面以外に割り当てられた文字(Javaのchar型においてサロゲートペアによって表現される文字)は正しく送信できません。

  • 本設定項目は、添付ファイル型の添付ファイルデータ内の文字列データの送信形式には影響しません。