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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

18.2.2 スタブを生成する

ファイルの生成

iswsgen client コマンドを使用して、インタフェース情報(WSDL)から必要ファイルを生成します。
iswsgenコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”のiswsgenコマンドを参照してください。

iswsgen client [オプション] "WSDLファイル"

コマンド実行後、以下のファイルが生成されます。

サービスエンドポイントインタフェースソース

Webサービスとして提供するWebサービスアプリケーションの公開インタフェースを定義するJavaインタフェースのソースです。
java.rmi.Remoteインタフェースを継承しています。
インタフェース名はWSDLのPortType要素の名前が使用されます。

Serviceインタフェースソース

WSDLファイルに記述されたWebサービスを表すJavaインタフェースのソースです。Webサービスアプリケーションのスタブを取得できます。
javax.xml.rpc.Serviceインタフェースを継承しています。
インタフェース名はWSDLのService要素の名前が使用されます。

ユーザ定義型クラスソース

WSDLのoperationのパラメタとしてユーザ定義型が指定されている場合に、対応するJavaクラスソースを生成します。
クラス名はユーザ定義型の型名が使用されます。

スタブ/サービス実装

サービスエンドポイントインタフェースを実装したクラスおよびServiceインタフェースを実装したクラスのソースです。クラス名はすべて“_isws_”で始まります。

生成されたJavaソースファイルのコンパイル

生成されたJavaソースファイルを、すべてコンパイルします。コンパイルする際は、クラスパスに以下を設定してください。

C:\Interstage\J2EE\lib\isws.jar

/opt/FJSVj2ee/lib/isws.jar

クライアントアプリケーションから添付ファイルを利用するWebサービスを呼び出す場合は、上記に加えて以下もクラスパスに追加してください。

C:\Interstage\J2EE\lib\isj2ee.jar

/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar

注意

iswsgen client コマンドで生成されるサービスエンドポイントインタフェースやユーザ定義型クラスは、Webサービスアプリケーションのものと異なる場合があります。
クライアントアプリケーションの開発では、必ずiswsgen client コマンドで生成したものを使用してください。