ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

18.2 Webサービスを呼び出す場合(クライアント機能)の開発

ここでは、Webサービスクライアント(クライアント機能)を開発する時の開発手順や操作について説明します。

Webサービスを呼び出すには、利用する(呼び出す)WebサービスのWSDLからWebサービス呼び出し機能を持つスタブを生成して、このスタブのメソッドを呼び出すアプリケーションを開発、実行します。

クライアントアプリケーション開発の流れ

クライアントアプリケーションの開発の流れは、以下のアプリケーションで差異があります。

アプリケーションごとの手順は、以下のとおりです。


共通の手順

1.Webサービスのインタフェース情報を入手する

利用するWebサービスのWSDLを入手します。

2.スタブを生成する

iswsgen client コマンドを使用して、インタフェース情報(WSDL)から開発時に必要なファイルを生成します。

3.Webサービスクライアントアプリケーションを開発する

JAX-RPCのAPIを使用して、クライアントアプリケーションを実装します。


IJServer上で動作するアプリケーション

4.WARファイルもしくはejb-jarファイル/EARファイへパッケージングする

共通の手順で生成したファイルをパッケージングします。

WARファイルの構成については、“18.1.1 WebサービスアプリケーションのWAR/ejb-jarファイルの構成”を参照してください。

5.配備する

IJServerへ配備します。

6.アプリケーションのデバッグ

アプリケーションを修正した時は、1~5の操作を繰り返します。


上記以外のアプリケーション

4.アプリケーションのデバッグ

アプリケーションを修正した時は、1~3の操作を繰り返します。