ここでは、Webサービスクライアント(クライアント機能)を開発する時の開発手順や操作について説明します。
Webサービスを呼び出すには、利用する(呼び出す)WebサービスのWSDLからWebサービス呼び出し機能を持つスタブを生成して、このスタブのメソッドを呼び出すアプリケーションを開発、実行します。
クライアントアプリケーション開発の流れ
クライアントアプリケーションの開発の流れは、以下のアプリケーションで差異があります。
IJServer上で動作するアプリケーション(Servletなど)
上記以外のアプリケーション
アプリケーションごとの手順は、以下のとおりです。
共通の手順
利用するWebサービスのWSDLを入手します。
iswsgen client コマンドを使用して、インタフェース情報(WSDL)から開発時に必要なファイルを生成します。
JAX-RPCのAPIを使用して、クライアントアプリケーションを実装します。
IJServer上で動作するアプリケーション
共通の手順で生成したファイルをパッケージングします。
WARファイルの構成については、“18.1.1 WebサービスアプリケーションのWAR/ejb-jarファイルの構成”を参照してください。
IJServerへ配備します。
アプリケーションを修正した時は、1~5の操作を繰り返します。
上記以外のアプリケーション
アプリケーションを修正した時は、1~3の操作を繰り返します。