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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

15.9.4 運用方法

ここでは、EJBゲートウェイ・アプリケーションを使用したEJBサービスの業務運用について説明します。

事前準備

EJBゲートウェイ・アプリケーションを使用したEJBサービスの業務運用を行う場合、事前に以下の作業を行ってください。

EJBアプリケーションの起動準備

EJBアプリケーションを運用可能な状態にします。
EJBアプリケーションの運用方法については、“第3章 J2EEアプリケーションの運用”を参照してください。

EJBゲートウェイ・アプリケーションの配置

EJBゲートウェイ・アプリケーションを以下のサービスがインストールされた環境に配置してください。

  • CORBAサービス

  • EJBサービス

  • Java実行環境(Linuxの場合)

詳細は、“使用上の注意”の“ソフトウェア条件”を参照してください。
なお、EJBゲートウェイ・アプリケーションを構成する以下のクラスファイルも合わせて配置し、環境変数CLASSPATHに設定してください。

  • EJBアプリケーションを配備した結果、生成されるクライアント配布物

  • IDLcコマンドにより生成されるスケルトンのクラスファイル

運用の流れ

EJBゲートウェイ・アプリケーションを介したEJBサービスの業務を行う場合の、運用の流れを以下に示します。

  1. DBMSの起動
    EJBアプリケーションがデータベースを使用する場合は、DBMSを起動してください。データベースの運用の詳細については、各DBMSのマニュアルを参照してください。

  2. Interstageの起動
    Interstage管理コンソールを使用してInterstageを起動してください。Interstageの起動の詳細は“運用ガイド(基本編)”の“Interstageの起動”を参照してください。

  3. IJServerの起動
    業務運用を開始するために、IJServerを起動してください。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

  4. EJBゲートウェイ・アプリケーションの起動
    起動用ファイルによりEJBゲートウェイ・アプリケーションを起動します。
    起動用ファイルは、「スタートメニュー」の「ファイル名を指定して実行」ダイアログで起動するか、コマンドプロンプト画面から起動します。

    注意

    「ファイル名を指定して実行」ダイアログで起動、またはコマンドプロンプト画面から起動する場合は、オペレーティングシステムにログインしてください。

  5. 業務運用
    クライアントからデータを入力し、業務を運用します。

  6. EJBゲートウェイ・アプリケーションの停止
    EJBゲートウェイ・アプリケーションを停止してください。

  7. IJServerの停止
    業務運用を停止するために、IJServerを停止してください。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

  8. Interstageの停止
    Interstageを停止してください。

  9. DBMSの停止
    データベースを使用した場合は、DBMSを停止してください。