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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

10.2.3 Entity Beanの最適化処理

Interstage Studioを使用してBMPのEntity Beanを作成した場合、Enterprise Beanの生成ウィザードで“Entity Beanの最適化処理”を選択することによって、高性能なEntity Beanを作成できます。
Entity Beanの最適化処理は、以下のいずれかの条件に当てはまる場合に使用できます。

上記に一致しない条件で使用した場合、Entity Beanの処理で誤動作することがありますので注意してください。
トランザクション属性については、“10.4.1 トランザクション管理種別とトランザクション属性”を参照してください。

注意

最適化処理を行ったアプリケーションでは、分散トランザクション機能を使用できません。
分散トランザクション機能を使用した場合、以下のすべての条件を満たすときにSQLException(“ORA-01002:フェッチ順序が無効です。”)が返却されます。

  • 復帰値がEnumerationもしくはCollectionのfinderメソッドを実行

  • 復帰値Enumerationに対してnextElementメソッド、もしくは復帰値CollectionのIteratorに対してnextメソッドを実行

  • Oracleで1度にフェッチされるレコード数(デフォルト値 10)分だけnextElementもしくはnextを実行