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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

3.5.7 HTTPアクセスログ

Interstage Application Server V9.0.x以前では、WebサーバからWebコンテナへのアクセスについて、Webサーバコネクタ側でアクセスログを出力していました。そのため、WebサーバとWebコンテナを別のサーバで運用した場合、WebサーバからWebコンテナへのアクセスが行われた形跡をWebコンテナ側で確認する方法がありませんでした。
本製品では、WebサーバからWebコンテナへのアクセスに対してログを出力できます。HTTPアクセスログ機能を有効にすることによって、Webコンテナ側でWebサーバからのアクセスを確認できます。これにより、障害発生時の原因究明およびセキュリティ監視など運用面での強化を行うことができます。
また、HTTPアクセスログの出力設定は動的に変更できるため、通常は性能を考えて無効にしておき、解析が必要な場合にサーバーインスタンスを停止せずに設定を変更することが可能です。