Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集
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付録A Javaツール機能> A.4 スレッドダンプツール

A.4.3 オプション

スレッドダンプツールの起動時(開始時)に指定するオプションを、下表に示します。

-f logfile

スレッドダンプの出力先を指定します。
省略した場合、標準出力または標準エラー出力に出力されます。
-jオプションと同時に指定できません。

-j

ヘッダおよびフッタをJava VMの出力ルーチンを用いて出力する場合に指定します。
JNI(Java Native Interface)のJNI_CreateJavaVM()関数に、vfprintf_hookオプションを指定して起動したJava VMに対して指定します。JBKプラグインのjbkplugin.propertiesファイルに、"jbk.plugin.debug.showvmmsg=true"と指定した場合は、このオプションを使います。
-fオプションと同時に指定できません。

-p processid

対象とするプロセスをプロセスIDで指定します。

program name with ".exe"

対象とするプロセスをjava.exeなど".exe"で終わるコマンド名で指定します。
コマンド名が指定されると、スレッドダンプツールは、現在システムで動作しているすべてのプロセスのうち、指定されたコマンド名により起動されたプロセスから1つを選択して処理します。同じコマンドから複数のプロセスを起動している場合は、-pオプションを使用して、プロセスIDを指定してください。

 対象プロセスは、プロセスID、または".exe"で終わるプログラム名(java.exeなど)で指定します。プロセスIDはWindows(R)の“タスクマネージャ”で確認することができます。また、Interstage管理コンソールのIJServerモニタ画面で、各ワークユニットのプロセスIDを参照することができます。
 コマンドを実行すると、ヘッダ、スタックトレース、フッタの順に出力されます。


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