Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集 |
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付録A Javaツール機能 |
スレッドダンプツールは、Java VMのスレッドダンプ(コマンドプロンプトから[Ctrl]キーを押しながら[Break]キーを押し採取したスレッドダンプ)と同じく、各スレッドの状態を出力し、プログラム全体や、各スレッドの実行状況を解析する助けとなるスレッドダンプを出力する機能です。
スレッドダンプツールは、Java VMのスレッドダンプ出力に以下の機能を追加しています。
なお、Java VMのスレッドダンプ出力の操作方法は、“チューニングガイド”の[JDK/JREのチューニング] > [チューニング/デバッグ技法] > [スレッドダンプ]を参照してください。
製品添付のJDK/JRE 1.4、5.0
Windows Vista(R)/Windows Server(R) 2008で“セッション0分離”が導入されました。これにより、Windowsサービス(システム内に常駐して動作するプログラム)はセッション番号0番で動作し、通常のアプリケーション(ユーザが起動するプログラム)はセッション番号1番以降で動作します。Windowsサービスとして動作するサーバアプリケーションはセッション番号0番で動作するため、ワークユニットとして動作しているServletやEJBなどのサーバアプリケーションのスレッドダンプを採取するには、スレッドダンプツールもWindowsサービスとして動作する必要があります。
そのため、スレッドダンプツールには、通常のアプリケーションとして動作するthdumpコマンドと、Windowsサービスとして動作するthdumpSVCコマンドの2つがあります。
次の条件に一致する場合は、thdumpSVCコマンドを使用してスレッドダンプを採取してください。
なお2つのコマンドには、機能的な相違点はありません。
格納先は次のとおりです(製品を“C:\Interstage”にインストールした場合)。
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