Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集
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第17章 Interstage ディレクトリサービス使用時の異常

17.13 テーブル作成コマンド実行時にデータベースのエラーが発生する

 リポジトリのデータベースとしてRDBを使用する場合の環境構築で、テーブル作成コマンド実行時にデータベースのエラーが発生した場合の対処方法を説明します。

■リポジトリのデータベースにSymfoware Serverを使用している場合

 Symfoware Serverを使用時にデータベースのエラーが発生した場合は、Symfoware Serverのマニュアルを参照して対処してください。
 以下に、主なエラーと対処方法を説明します。

rdb: ERROR: qdg12226e:DSI定義文の実行で重症エラーを検出しました 詳細メッセージ='JYP4801E 指定されたデータベーススペースの空き領域が不足しています.' エラーが発生した文の先頭位置=%s1 (システム名=%s2)

[意味と対処]
 %s1は、エラーが発生した文の先頭位置です。
 %s2は、RDBシステム名です。
 データベーススペースの空き領域が不足しています。

 Interstage ディレクトリサービスのデータベース作成に必要なディスク容量を確保してください。必要なディスクスペースの見積もりは、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“データベースの構築”-“Symfoware/RDBを使用する場合”-“Symfoware/RDBで使用する資源の見積もり”を参照してください。

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rdb: ERROR: qdg12226e:DSI定義文の実行で重症エラーを検出しました 詳細メッセージ='JYP4204E 指定されたデータベーススペース"DSDBSPACE"が,定義されていません.' エラーが発生した文の先頭位置=%s1 (システム名=%s2)

[意味と対処]
 %s1は、エラーが発生した文の先頭位置です。
 %s2は、RDBシステム名です。
 データベーススペース“DSDBSPACE”が定義されていない、またはデータベーススキーマが定義されていません。

 データベーススペース“DSDBSPACE”、またはスキーマが正しく定義されているか確認してください。

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rdb: ERROR: qdg12226e:表定義文の実行で重症エラーを検出しました 詳細メッセージ='JYP4784E データベース%s1は定義されていません.' エラーが発生した文の先頭位置=%s2 (システム名=%s3)

[意味と対処]
 %s1は、データベース名です。
 %s2は、エラーが発生した文の先頭位置です。
 %s3は、RDBシステム名です。
 データベース名が定義されていません。

 データベース名が正しく定義されているか確認してください。

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rdb: ERROR: qdg12226e:DSI定義文の実行で重症エラーを検出しました 詳細メッセージ='JYP5071E アーカイブログファイルの不足が発生しました.' エラーが発生した文の先頭位置=%s1 (システム名=%s2)

[意味と対処]
 %s1は、エラーが発生した文の先頭位置です。
 %s2は、RDBシステム名です。
 Symfoware Serverのアーカイブログファイルが不足しています。

 Symfoware Serverのマニュアル“メッセージ集”の、“JYP5071E”を参照して、対処してください。その後、スキーマ配下の資源をすべて削除してください。スキーマ配下の資源を削除するには、コマンド、または、WebDBtoolsを使用して、以下のSQLを実行してください。

DROP SCHEMA SRADMIN CASCADE


 下線部分はデータベース作成時に指定したスキーマ名です。

■リポジトリのデータベースにOracleデータベースを使用している場合

 Oracleデータベースを使用時にデータベースのエラーが発生した場合は、Oracleデータベースのマニュアルを参照してください。

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