Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集 |
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第15章 Interstage シングル・サインオン運用時の異常 | > 15.2 トラブル事例 |
Interstage管理コンソールを使用して認証基盤の構築を行う手順を確認する場合は、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証基盤の構築]タブの[認証基盤:認証基盤の構築]画面で[ヘルプ]ボタンをクリックして表示されるヘルプを参照してください。
認証基盤の準備が整っていないなどの理由により、アクセス制御情報の更新に失敗しています。メッセージ中の詳細に表示されたエラーメッセージの対処を行ってください。
なお、対処を行った後に、必ず[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [アクセス制御情報の更新]タブの[更新]ボタンをクリックし、アクセス制御情報の更新が成功することを確認してください。
Interstage ディレクトリサービスのエントリ管理ツールやldapmodifyコマンドなどを使用してSSOリポジトリ内のサイト定義やパス定義を不正な状態に変更した可能性があります。
“シングル・サインオン運用ガイド”の“SSOリポジトリに登録するエントリの属性”を参照し、Interstage ディレクトリサービスのエントリ管理ツールやldapmodifyコマンドなどを使用してサイト定義、パス定義を正しく修正してください。SSOリポジトリのエントリ操作については、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“エントリの管理”を参照してください。
SSOリポジトリ内に登録しているロール定義のエントリ数、およびサイト定義のエントリ数によりInterstage HTTP Serverの起動に時間がかかる場合があります。その場合、リポジトリサーバを構築したマシンのInterstage管理コンソールに“ihs81364: タイムアウトが発生しました。”のメッセージが表示されます。システムのログを確認し、異常が発生していない場合には、しばらく時間を空けて[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ名] > [Webサーバ名:状態]画面でInterstage HTTP Serverが起動されていることを確認してください。
マシンのネットワーク設定の変更などにより、Active Directoryの接続に失敗しています。Interstage管理コンソールを再起動した後、再度同じ操作を実施してください。
Interstage管理コンソールの再起動については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を参照してください。
SSOリポジトリ内に登録してあるユーザ情報、ロール定義、保護リソースなどのエントリ数が多いため、サイト定義、またはパス定義の検索に多くの時間がかかっています。
サイト定義、またはパス定義の情報を参照するのみの場合は、Interstage ディレクトリサービスのエントリ管理ツールやldapsearchコマンドなどを使用してください。サイト定義、またはパス定義は、“保護リソースの登録先エントリ”配下に登録されています。(注)
注)“保護リソースの登録先エントリ”については、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[リポジトリサーバ詳細設定[表示]]をクリックし、[リポジトリ]の[保護リソースの登録先エントリ]を参照してください。
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