Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集
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15.2.9 認証サーバ間連携サービスに関するトラブル
Webブラウザに表示するメッセージが文字化けする
認証サーバ間連携時に表示されるメッセージファイル(注1)に必要な<meta>タグの“charset”属性の設定に誤りがある可能性があります。メッセージファイルを確認し、<meta>タグの“charset”属性を正しく記述してください。(注2)
認証を行うシステムの設定画面のURL、または認証を行うシステムの解除画面のURLにアクセスしても、Webブラウザに何も表示されない
認証を行うシステムの設定画面、または認証を行うシステムの解除画面のURLにアクセスした際に表示されるメッセージファイル(注1)に必要なFORMタグが設定されていない可能性があります。以下のメッセージファイルを確認し、FORMタグを正しく記述してください。(注2)
- 200system_setting_en.html
- 200system_setting_ja.html
- 200system_clear_local_system_set_en.html
- 200system_clear_local_system_set_ja.html
業務システムの保護リソースへのアクセス時、または認証基盤のURLへのアクセス時に、認証画面が表示されず、Webブラウザに何も表示されない
以下の点を確認してください。
- 認証サーバ間連携サービスが配備されているか確認してください。(注3)
- 相手シングル・サインオンシステムの認証基盤のURLに誤りがないか確認してください。(注4)
- 利用者から通知されたURLが、認証を行うシステムの設定画面、または認証を行うシステムの解除画面のURLであるか確認してください。(注5)
- 利用者が、認証を行うシステムの設定画面から操作を行っていた場合、以下のメッセージファイル(注1)のカスタマイズの内容に誤りがないか確認してください。(注2)
- 200system_setting_en.html
- 200system_setting_ja.html
- 利用者が、認証を行うシステムの解除画面から操作を行っていた場合、以下のメッセージファイル(注1)のカスタマイズの内容に誤りがないか確認してください。(注2)
- 200system_clear_local_system_set_en.html
- 200system_clear_local_system_set_ja.html
- 認証サーバ間連携の環境定義ファイルを直接編集している場合、定義項目に正しい値が設定されているか確認してください。
- 認証サーバ間連携サービスのシステムのログにシングル・サインオンのメッセージが出力されているか確認してください。メッセージが出力されている場合は、出力されたメッセージに対する[ユーザの対処]に従って対処してください。
- 利用者からのアクセスが行われていた場合には、認証サーバ間連携ログに出力されている、リクエストを送信する相手シングル・サインオンシステムの管理者に問い合わせてください。
- ネットワーク環境を見直してください。
認証を行うシステムの設定を行ったにもかかわらず、認証を行うシステムの認証画面とは異なる認証画面が表示される
サインオンした状態で、認証を行うシステムの設定を行いました。ブラウザを閉じてから、再度操作を行ってください。
認証を行うシステムの設定を行ったにもかかわらず、認証時に「認証を行うシステムが設定されていません。」が表示される
以下の点を確認してください。
- 自シングル・サインオンシステムの環境設定に定義されている相手シングル・サインオンシステムの情報に誤りがないか確認してください。(注6)
- 認証サーバ間連携の環境定義ファイルを直接編集している場合、定義項目に正しい値が設定されているか確認してください。
- 認証サーバ間連携サービスを再起動してください。(注7)
- 相手シングル・サインオンシステムの管理者に、相手シングル・サインオンシステムの環境設定に定義されている自シングル・サインオンシステムの設定に誤りがないか確認するよう依頼してください。
- WebブラウザにMicrosoft(R) Internet Explorer 7.0を使用している場合、以下のいずれかの警告メッセージが表示されていないか確認してください。警告メッセージが表示されている場合は、メッセージに表示された詳細情報を確認し、問題を解決してください。
- Webブラウザ画面に以下の警告メッセージが表示された場合
“この Web サイトのセキュリティ証明書には問題があります。”
- 情報バーに以下の警告メッセージが表示された場合
“セキュリティ保護のため、セキュリティ証明書にエラーのあるコンテンツの表示が Internet Explorer によりブロックされました。オプションを表示するには、ここをクリックしてください。”
認証を行うシステムの解除を行ったにもかかわらず、認証画面が表示される
サインオンした状態で、認証を行うシステムの解除を行いました。ブラウザを閉じてください。
認証に成功した後、現在アクセスしているシングル・サインオンシステムとは異なるシングル・サインオンシステムの保護リソースにアクセスすると、認証に成功した認証画面とは異なる認証画面が表示される
認証を行うシステムが正しく設定されていない可能性があります。以下の手順に従い、認証を行うシステムを解除し、認証を行うシステムを設定しなおしてください。(注5)
- 認証に成功した認証画面とは異なる認証画面を表示したシングル・サインオンシステムで、認証を行うシステムの解除を行ってください。
- 認証に成功したシングル・サインオンシステムで、認証を行うシステムの解除を行ってください。
- 認証を行うシステムの設定を行ってください。
Webブラウザに「ページを表示できません」が表示され、システムのログにsso08000番台のメッセージが出力される
Webブラウザに表示する以下のメッセージファイルのサイズが512バイト未満です。ファイルのサイズを512バイト以上にカスタマイズしなおしてください。(注1)
- 500internal_error_en.html
- 500internal_error_ja.html
認証を行うシステムの設定画面のURLにアクセスしても、認証を行うシステムの設定画面が表示されない
認証を行うシステムの解除画面のURLにアクセスしても、認証を行うシステムの解除画面が表示されない
保護リソースにアクセスしても、認証画面が表示されない
Webブラウザに表示するメッセージファイルのカスタマイズが正しく行われていない可能性があります。以下の同時処理確認画面のメッセージファイル(注1)を確認し、正しくカスタマイズしなおしてください。(注2)
- 200check_duplication_process_en.html
- 200check_duplication_process_ja.html
注1)認証サーバ間連携時に表示されるメッセージファイルについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“カスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”−“カスタマイズできるメッセージ”を参照してください。
注2)認証サーバ間連携時に表示されるメッセージのカスタマイズについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“カスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”−“メッセージのカスタマイズ方法”を参照してください。
注3)認証サーバ間連携サービスの配備については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“導入”−“導入手順”−“認証サーバ間連携サービスの配備”を参照してください。
注4)相手シングル・サインオンシステムの認証基盤のURLについては、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブで[認証サーバ間連携サービス詳細設定[表示]]をクリックし、[相手シングル・サインオンシステムの設定]の[認証基盤のURL]を参照してください。
注5)認証を行うシステムの設定、および解除については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“運用・保守”−“認証を行うシステムの設定”を参照してください。
注6)相手シングル・サインオンシステムの情報については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブで[認証サーバ間連携サービス詳細設定[表示]]をクリックし、[相手シングル・サインオンシステムの情報]の[相手シングル・サインオンシステムの設定]を参照してください。
注7)認証サーバ間連携サービスの停止、および起動については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“運用・保守”−“認証サーバ間連携サービスの起動・停止・削除”を参照してください。
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