Interstage HTTP Server 運用ガイド
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第4章 運用・保守> 4.1 起動・停止

4.1.2 停止

 Webサーバの停止には、以下のような方法があります。
 運用に応じて、いずれかの方法でWebサーバを停止してください。


 停止タイムアウト時間を設定できます。初期設定値は、40秒です。
 停止タイムアウト時間とは、Webサーバの停止時に、停止処理を開始してから停止が完了するまでを監視する時間です。停止処理を開始するまでに多少時間がかかるため、停止が完了する時間は、停止タイムアウト時間より少し長くなります。
 設定した停止タイムアウト時間内に停止処理が完了しない場合、タイムアウトが発生した旨のエラーメッセージ(ihs01027、ihs81103、またはihs81364)が出力されます。ただし、エラーメッセージのあとに、情報メッセージihs00002が出力されている場合は、Webサーバは正常に停止しているため、問題ありません。
 必要に応じて、ihsconfigコマンドを使用して停止タイムアウト時間を変更してください。ihsconfigコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“ihsconfig”を参照してください。

■Interstage管理コンソールを使用して停止する方法

 Interstage管理コンソールを起動してログインし、以下の画面で操作を行います。

Webサーバを停止する場合

  1. [システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ名] > [Webサーバ:状態]画面で停止操作を行います。

 または

  1. [システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ:一覧]画面で停止操作を行います。

Interstageと連動してWebサーバを停止する場合

  1. [システム] > [システム:状態]画面で停止操作を行います。

 Interstage管理コンソールの起動については“運用ガイド(基本編)”を、Interstage管理コンソールの画面操作については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

■Interstage統合コマンドを使用して停止する方法

 isstopコマンドを使用してInterstageを停止することによりWebサーバを停止します。

isstop


■ihsstopコマンドを使用して停止する方法

 以下の手順でWebサーバを停止します。

すべてのWebサーバを停止する場合

ihsstop -all

ihscreateコマンドで作成したWebサーバ(Webサーバ名:“web001”)を停止する場合

ihsstop -n web001

インストール時に作成されたWebサーバ(Webサーバ名:“FJapache”)を停止する場合

ihsstop -n FJapache

■ihsstopコマンドを使用して停止する方法

 以下の手順でWebサーバを停止します。

すべてのWebサーバを停止する場合

/opt/FJSVihs/bin/ihsstop -all

ihscreateコマンドで作成したWebサーバ(Webサーバ名:“web001”)を停止する場合

/opt/FJSVihs/bin/ihsstop -n web001

インストール時に作成されたWebサーバ(Webサーバ名:“FJapache”)を停止する場合

/opt/FJSVihs/bin/ihsstop -n FJapache

■サービスを使用して停止する方法

 以下の手順でWebサーバを停止します。

  1. Administrator権限でログインします。
  2. 「コントロールパネル」の「サービス」または「コントロールパネル」−「管理ツール」−「サービス」を起動します。
  3. 以下のサービス名を選択し、「停止」ボタンをクリックします。

■apachectlコマンドを使用して停止する方法

 管理者権限で、apachectlコマンドを使用し、インストール時に作成されたWebサーバを停止します(インストールパスはデフォルト)。
 なお、apachectlコマンドは、Webサーバ“FJapache”以外のWebサーバを停止できません。ihsstopコマンドを使用してください。

/opt/FJSVihs/bin/apachectl stop


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