Interstage HTTP Server 運用ガイド
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3.2.5 エラーログの設定
エラーログは、環境定義ファイル(httpd.conf)において、以下に示すディレクティブでihsrlogコマンド実行文、またはログファイル名を指定することにより出力します。
- ihsrlogコマンド実行文を指定して出力させるログファイルは、ログローテーションコマンド(ihsrlog)のオプション指定により、それぞれのログローテーションを以下の2とおりの単位で指定できます。
- ファイルサイズ単位(-sオプション指定時)
- 日数単位(-dオプション指定時)
- 初期値は、ログメッセージがログローテーションコマンド(ihsrlog)により以下のログファイル(インストールディレクトリはデフォルト)に出力される設定です。
Windows(R):C:\Interstage\F3FMihs\servers\(Webサーバ名)\logs\errorlog
Solaris/Linux:/var/opt/FJSVihs/servers/(Webサーバ名)/logs/errorlog
なお、ログファイルの出力先を上記の初期値から変更した場合、一括情報採取ツール(iscollectinfoコマンド)では採取できません。その場合、別途ログファイルを採取してください。
- 出力するログの項目については、“エラーログ”を参照してください。
- ログローテーションを行わない場合は、ディスク容量を圧迫する可能性がありますので、ログローテーションを行うことを推奨します。
なお、ログローテーションを行う場合は、ihsrlogコマンド実行文で指定したログファイル数の上限値に達した際に、最も古いログファイルを削除して新しいログファイルを作成します。
- ihsrlogコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“ihsrlog”を参照してください。
- ログファイル名には、ディレクティブごとに異なるファイル名を指定してください。万が一、同一のファイル名を指定した場合、ログファイルの内容およびログローテーションの動作を保障できません。
エラーログ(1Mバイト単位、ファイル数の上限値5)を、ファイル“C:\Interstage\F3FMihs\servers\FJapache\logs\errorlog”に出力する場合(インストールパスはデフォルト)
ErrorLog "|ihsrlog.exe -s logs/errorlog 1 5" |
エラーログ(1Mバイト単位、ファイル数の上限値5)を、ファイル“/var/opt/FJSVihs/servers/FJapache/logs/errorlog”に出力する場合(インストールパスはデフォルト)
ErrorLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -s logs/errorlog 1 5" |
エラーログ(7日単位、ファイル数の上限値5)を、ファイル“C:\Interstage\F3FMihs\servers\FJapache\logs\errorlog”に出力する場合(インストールパスはデフォルト)
ErrorLog "|ihsrlog.exe -d logs/errorlog 7 5" |
エラーログ(7日単位、ファイル数の上限値5)を、ファイル“/var/opt/FJSVihs/servers/FJapache/logs/errorlog”に出力する場合(インストールパスはデフォルト)
ErrorLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -d logs/errorlog 7 5" |
関連ディレクティブ
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