Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド |
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付録D Symfoware/RDBの資源の見積もり | > D.1 ディスク容量の見積もり |
RDBディレクトリファイルの見積もりについて説明します。
RDBディレクトリファイルの見積もり式を以下に示します。
それぞれのファイルの見積もり式について説明します。除算結果の小数点以下は、整数に切り上げてください。
1Kバイトは1,024バイト、1Mバイトは1,024Kバイトです。
ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイル = ((4 + 2.1 × B + 1.1 × S + 1.5 × D + P) / 256) × r (Mバイト) B : RDBシステム内のデータベース数 S : RDBシステム内のデータベーススペース数 D : RDBシステム内のDSI数 (注1) P : ページ管理域 r : 安全率(1.3以上) (注2) |
注1) Interstage ディレクトリサービス用のRDBシステムを作成した場合、合計16のDSIが作成されます。
注2) 1.3を推奨しています。
ページ管理域 = DSIのページ数の合計 / 8,704
DSIのページ数の合計
DSIのスペース割付量の合計(Kバイト) / 4
DSIのスペース割付量の合計
簡易設定で構築する場合:82.5 × エントリ数 + 1200
詳細設定で構築する場合:詳細定義ファイルに定義するすべてのサイズの合計
RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイル = 1Mバイト |
RDBディレクトリファイルの見積もり式について、以下に示します。
除算結果の小数点以下は、整数に切り上げてください。
1Kバイトは1,024バイト、1Mバイトは1,024Kバイトです。
監査ログ運用の場合の見積もり式を以下に示します。
RDBディレクトリファイル = A + B + C + 1 (Mバイト) A : ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値 B : RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積もり値 C : 監査ログの管理情報 |
ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値、およびRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積もり値については、“RDBディレクトリファイルの見積もり式”を参照してください。
監査ログの管理情報
監査ログの管理情報 = ((1.1 × E + 1.5 × F + G) / 512) × r(Mバイト) E : 監査ログデータベースを配置したローデバイス数 F : 監査ログデータベースのエレメント数 G : 監査ログのページ管理域 r : 安全率 (1.3以上) (注1) |
注1) 1.3を推奨しています。
監査ログのページ管理域 = (41.6 × 監査ログのエレメントサイズ × F) / 5,632
監査ログのエレメントサイズは、“監査ログの見積もり式”を参照してください。ページ管理域の計算結果が、F(エレメント数)未満の場合は、Fに切り上げてください。
フェイルオーバ運用の場合の見積もり式を以下に示します。
RDBディレクトリファイル = A + B + 1 (Mバイト) A : ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値 B : RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積もり値 |
ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値およびRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積もり値については、“RDBディレクトリファイルの見積もり式”を参照してください。
ロードシェア運用の場合の見積もり式を以下に示します。
Capital
“フェイルオーバ運用の場合”のRDBディレクトリファイルを参照してください。
Satellite
RDBディレクトリファイル = A + 2 (Mバイト) A : ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値 |
ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積もり値については、“RDBディレクトリファイルの見積もり”を参照してください。
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