Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド
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付録C 負荷分散環境(レプリケーション形態)の作成> C.1 標準データベースを使用する場合

C.1.9 レプリケーション運用の基本操作(標準データベースを使用する場合)

 ここでは、レプリケーションを行うための各システムの運用手順について説明します。

 複写元システム(リポジトリのマスタサーバ)と複写先システム(リポジトリのスレーブサーバ)で行います。

■レプリケーション運用の開始

 レプリケーション運用を開始するには、以下の手順で行います。

  1. スレーブサーバのリポジトリの起動

    レプリケーションのスレーブであるマシンに接続したInterstage管理コンソールを使用し、スレーブ運用のリポジトリを起動します。

  2. マスタサーバのリポジトリの起動

    レプリケーションのマスタであるマシンに接続したInterstage管理コンソールを使用し、マスタ運用のリポジトリを起動します。

■レプリケーション運用の終了

 レプリケーション運用を終了するには、以下の手順で行います。

  1. マスタサーバのリポジトリの停止

    レプリケーションのマスタであるマシンに接続したInterstage管理コンソールを使用し、マスタ運用のリポジトリを停止します。

  2. スレーブサーバのリポジトリの停止

    レプリケーションのスレーブであるマシンに接続したInterstage管理コンソールを使用し、スレーブ運用のリポジトリを停止します。

■自動起動

 特別な設定は必要ありません。OSを再起動したときに、リポジトリが自動起動するように設定されていれば、レプリケーション運用も自動的に開始されます。


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