Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド
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付録C 負荷分散環境(レプリケーション形態)の作成> C.1 標準データベースを使用する場合

C.1.4 スレーブサーバのリポジトリの作成

 スレーブサーバのリポジトリを構築するマシンのInterstage管理コンソールを使用して、以下の手順で行います。


 作成には数分程度の時間が必要です。リポジトリ内部で使用するデータベース情報の作成が含まれます。作成に要する時間はマシン性能により多少異なります。

  1. [システム] > [サービス] > [リポジトリ] > [新規作成]タブ(管理サーバの場合は、[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [リポジトリ] > [新規作成]タブ)を選択します。
  2. 以下のように、各項目を指定し、[作成]ボタンをクリックします。
    以下の太字部分は、マスタサーバのリポジトリと同じ設定にする必要があります。
    [簡易設定]

    [詳細設定]接続設定

     その他の項目については、設定されている初期値を、通常変更する必要はありません。必要に応じて変更してください。
     各項目の値に指定できる文字、文字数、範囲など定義詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
     リポジトリの作成が完了すると、[システム] > [サービス] > [リポジトリ]の[リポジトリ:状態]画面(管理サーバの場合は、[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [リポジトリ]の[リポジトリ:状態]画面)に作成したリポジトリが追加されます。

     作成したリポジトリは、下記の名前でWindows(R)のサービスにも追加されます。

    Interstage Directory Service(リポジトリ名)

     マスタのリポジトリの設定を確認する場合は、マスタサーバを構築したマシンのInterstage管理コンソールを使用して確認してください。[システム] > [サービス] > [リポジトリ](管理サーバの場合は、[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [リポジトリ])をクリックし、[リポジトリ:状態]画面でマスタ用に作成したリポジトリをクリックしてください。[簡易設定]、あるいは[詳細設定[表示]]をクリックして、設定内容を確認してください。

  3. [リポジトリ:状態]画面から、作成したリポジトリを起動します。

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