Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド
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第9章 アプリケーションの作成(C API)> 9.3 ソースプログラムの作成> 9.3.12 非同期操作

9.3.12.3 非同期操作の取消し

 非同期型の関数を使用してInterstage ディレクトリサービスに要求を送信した場合、以下の関数を使用することにより、要求を取り消すことができます。

 非同期要求を取り消すには、取り消したい非同期要求のメッセージIDを指定します。メッセージIDは、非同期要求を発行する際に通知されます。
 ldap_abandon()を発行した時点で、取り消したい非同期要求のresult情報をすでに受信していた場合は、そのresult情報は破棄されます。

  msgid = ldap_search( ld, basedn, LDAP_SCOPE_SUBTREE, filter, NULL, 0 );
  
  rtn = ldap_abandon( ld, msgid );
  if( rtn == -1 ) {
      /* エラー発生時の処理をする */
      return -1;
  }

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