Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド |
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第6章 バッチアプリケーションのテスト環境への配備 | > 6.1 COBOLアプリケーションの配備 |
アプリケーション情報入力ファイルを“Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ”をインストールしたWindows(R)上で作成します。
アプリケーション情報入力ファイルは、バッチアプリケーション名、ライブラリ名、インタフェースなどをバッチ実行基盤に通知するための情報を設定するファイルです。
アプリケーション情報入力ファイルは、XML形式のテキストファイルです。以下に書式を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <apfw-app> <server> <target name="バッチアプリケーション名"/> <library name="バッチアプリケーションライブラリ名"/> <comment>コメントファイル</comment> <result_info flag="OFF"/> <cobol> <base_name>出力ファイルベース名</base_name> <source_format type="{FIX|FREE|VAR}"/> <invalid_marker flag="{ON|OFF}"/> <operation name="オペレーション名"> <parameter direction="IN">パラメタ名</parameter> : </operation> <copyfile name="COBOL登録集ファイル名"/> </cobol> </server> </apfw-app> |
{}で囲まれた箇所は、“|”で区切られた値のうち、1つを選択します。
太字の値は、タグを省略した場合の省略値を示します。
アプリケーション情報入力ファイル内のタグの概要は、以下のとおりです。アプリケーション情報入力ファイルのタグの詳細な説明については、“アプリケーション情報入力ファイル”を参照してください。
タグ名 |
必須 |
概要 |
|||
---|---|---|---|---|---|
apfw-appタグ |
○ |
アプリケーションインタフェース情報の定義を表します。 |
|||
|
serverタグ |
○ |
バッチアプリケーションの定義を記述します。 |
||
targetタグ |
○ |
バッチアプリケーション名を設定します。 |
|||
libraryタグ |
○ |
バッチアプリケーションが存在するライブラリ名を設定します。 |
|||
commentタグ |
− |
生成したCOBOL実行基盤インタフェースの先頭に注釈として挿入する情報を格納したファイル名を指定します。 |
|||
result_infoタグ |
○ |
バッチ実行基盤に、バッチアプリケーションの復帰コードをPROGRAM-STATUSで通知することを設定します。flag属性に必ず“OFF”を指定します。 |
|||
cobolタグ |
○ |
COBOL実行基盤インタフェースの生成方法を設定します。 |
|||
|
base_nameタグ |
○ |
COBOL実行基盤インタフェースのファイル名のプレフィックスを設定します。 |
||
source_formatタグ |
− |
入力するCOBOL登録集の正書法の形式を設定します。 |
|||
invalid_markerタグ |
− |
バッチアプリケーションで入力パラメタの未入力の判定を行うかを指定します。 |
|||
operationタグ |
○ |
バッチアプリケーションのCOBOLプログラム内のPROGRAM-IDに設定したプログラム名を指定します。 |
|||
|
parameterタグ |
− |
バッチアプリケーションのパラメタを1つずつ設定します。direction属性に必ず“IN”を指定します。 |
||
copyfileタグ |
− |
バッチアプリケーションのパラメタを設定したCOBOL登録集のファイル名を1つ指定します。 |
○:必須
−:省略可
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- アプリケーション情報入力ファイルに記述できるバッチアプリケーションは1個のみです。アプリケーション情報入力ファイルは、バッチアプリケーションごとに作成してください。
- アプリケーション情報入力ファイルは、任意のフォルダに作成してください。
- アプリケーション情報入力ファイルの作成にメモ帳を使用する場合、文字コードに“UTF-8”を指定して保存してください。
- 指定できるタグ名、および値については大文字と小文字を区別します。
- 記述できる個数を超えて同じタグを記述した場合は、先に記述したタグが有効になります。また、タグに同じ属性を複数記述した場合についても最初に記述した属性の値が有効になります。
COBOL登録集の詳細は、NetCOBOLのマニュアルを参照してください。
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