Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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第4章 保守> 4.5 バッチサーバ環境資源の復元

4.5.9 バッチサービス資源の復元

バッチサービス資源の復元は、btfwrestoreコマンドを使用します。
バッチサービス資源を退避した退避資源を格納したディレクトリから復元します。
実行例を以下に示します。

btfwrestore -d /backup/btfw

btfwrestore -d d:\backup\btfw


btfwrestoreコマンドについては“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。


退避資源のファイルおよびディレクトリの属性が変更されている場合、btfwrestoreコマンドがBTFW3601メッセージおよびBTFW3307メッセージを出力して、復元に失敗します。この場合、以下の手順により退避資源のファイル・ディレクトリの属性を変更してください。
  1. エクスプローラを利用して、退避資源のディレクトリのプロパティ画面を開きます。
  2. 以下の属性の設定を解除します。
    ・フォルダをアーカイブ可能にする
    ・内容を圧縮してディスク領域を節約する
    ・内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する
    ・隠しファイル
    ・読み取り専用
  3. 以下の属性を設定します。
    ・検索を速くするため、このフォルダにインデックスを付ける
  4. プロパティ画面で、OKを選択します。
  5. 属性変更の確認画面が表示されますので、“このフォルダ、およびサブフォルダとファイルに変更を適用する”を選択し、OKを押します。

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