Interstage Job Workload Server 運用ガイド |
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第3章 異常時の対処 | > 3.4 ジョブの異常 | > 3.4.4 ファイル資源専用のファイルシステムが容量不足になった場合の対処 |
ジョブステップ開始時に容量不足が発生した場合、まず、OSの管理するディスク容量とファイル管理機能の容量情報を比較します。
OSの管理するディスク容量の確認は、dfコマンドを使用します。
ファイル管理機能の容量情報の確認は、btfwdiskinfoコマンドを使用します。
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- dfコマンドについては、使用しているOSのオンラインヘルプを参照してください。
- btfwdiskinfoコマンドについては“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。
ファイル管理機能の容量情報と、OSが管理する実際のディスク容量を比較した結果によって、対処方法は以下のとおり異なります。
それぞれの対処方法について以下に説明します。
ファイル管理機能の容量情報とOSの管理するディスク容量の不整合は以下のような場合に起こる可能性があります。
dfコマンドの結果により、実際にOSのファイルシステムの容量が不足していないにも関わらず、ファイル管理機能の容量情報では、ファイルシステムの容量が不足している状態になっていた場合は、“ファイル管理機能の容量情報を更新する”を参照してファイル管理機能の容量情報を更新してください。
OSが管理する実際のファイルシステムのディスク容量が不足していた場合は、以下のいずれかの対処を行ってください。
上記対処後、“ファイル管理機能の容量情報を更新する”を参照してファイル管理機能の容量情報を更新してください。
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- ファイル資源専用のファイルシステムを変更する場合は、変更前にファイル資源のバックアップをしてください。
- ファイル資源専用のファイルシステムを変更することにより、資源を格納するディレクトリ名が変更された場合は、以下に変更内容を反映する必要がないか確認してください。
- バッチジョブ定義の資源定義
- 論理ディレクトリ定義
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