Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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第2章 通常運用> 2.1 バッチシステムの運用> 2.1.2 バッチシステムの運用停止

2.1.2.2 バッチサービスの停止

バッチサービスの停止は、以下の手順で行います。

以下の場合は、ここで示す操作は不要です。

  • btfwstopacコマンドでバッチ受付サービスを停止する運用の場合
  • btfwstopexコマンドでバッチ実行サービスを停止する運用の場合

ここで示す操作は、上記の2つの操作を同時に行う操作です。


■バッチサービスの停止

バッチサービスを停止します。
バッチサービスの停止は、以下のコマンドで行います。

btfwstopsvc

バッチサービスを停止すると、以下の2つのサービスが停止されます。


btfwstopsvcコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

■バッチ受付サービスの状態確認

バッチ受付サービスが正常に停止されたことを確認します。
バッチ受付サービスの状態確認は、以下のコマンドで行います。

btfwacinfo



btfwacinfoコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

バッチ受付サービスの稼働状態の表示例を、以下に示します。

Batch Acceptor Service
  State = inactive
  Start Mode = warm
  Start Time = --/--/-- --:--:--

上記の"State"が"inactive"(停止) になっていることを確認してください。
"stop pending"(停止中) になっていた場合には、時間をおいて再度バッチ受付サービスの状態確認を行ってください。
"inactive"(停止)、"stop pending"(停止中) になっていない場合には、バッチ受付サービスの停止に失敗している可能性があります。
バッチ受付サービスを停止したときの端末や、システムログ(Windows(R)の場合はイベントログ)にエラーメッセージが出力されているか確認してください。
出力されていたエラーメッセージの対処を行ってください。

■バッチ実行サービスの状態確認

バッチ実行サービスが正常に停止されたことを確認します。
バッチ実行サービスの状態確認は、以下のコマンドで行います。

btfwexinfo


btfwexinfoコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

バッチ実行サービスの稼働状態の表示例を、以下に示します。

batch executor service
  State = inactive
  Start Time = ----/--/-- --:--:--

上記の"State"が"inactive"(停止) になっていることを確認してください。
"stop pending"(停止中) になっていた場合には、時間をおいて再度バッチ実行サービスの状態確認を行ってください。
"inactive"(停止)、"stop pending"(停止中) になっていない場合には、バッチ実行サービスの停止に失敗している可能性があります。
バッチ実行サービスを停止したときの端末や、システムログ(Windows(R)の場合はイベントログ)にエラーメッセージが出力されているか確認してください。
出力されていたエラーメッセージの対処を行ってください。


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下へ2.1.2.2.2 バッチ実行サービスの停止

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