Interstage Job Workload Server 運用ガイド |
目次
![]() ![]() |
第1章 運用の概要 |
バッチシステム運用時の注意事項として以下があります。
バッチシステム環境を構築したファイルシステムを、バッチシステム以外の用途で使用しないことを推奨します。
特にデータを随時蓄積するようなログファイルなどは配置しないでください。
また、バッチシステムで使用する業務データを格納したファイルなども、別のファイルシステムに配置してください。
バッチシステム運用中に、バッチシステム環境を構築したファイルシステムに対して以下のコマンドを投入しないでください。誤って投入した場合、バッチシステムが異常を検知しエラーメッセージをシステムログ(Windows(R)の場合はイベントログ)に出力する場合があります。エラーメッセージにしたがって対処してください。
![]()
- rmコマンド
バッチシステムの動作に必要なファイルやディレクトリを対象にしないでください。- cpコマンド
-rオプションを指定して、複写元としてバッチシステム環境が存在するディレクトリを対象にしないでください。- grepコマンド
バッチシステム環境が存在するディレクトリやファイルを対象にしないでください。
![]()
- delコマンド
バッチシステムの動作に必要なファイルやディレクトリを対象にしないでください。- copyコマンドまたはxcopyコマンド
複写元としてバッチシステム環境が存在するディレクトリを対象にしないでください。- エクスプローラによるファイルの検索・移動・削除や、メモ帳などのエディタを利用したファイルの参照・編集
バッチシステム環境が存在するディレクトリやファイルを対象にしないでください。
「BTFW_」で始まるワークユニットは予約名です。これに該当するワークユニットをisstartwuコマンド、およびisstopwuコマンドなどにより個別に起動、または停止した場合のバッチシステムの動作は保障できません。
該当するワークユニットを個別に起動、または停止した場合には、“バッチ実行サービスが異常停止した場合”の対処にしたがってバッチ実行サービスの運用を再開してください。
システムの日付時間を変更する場合は、バッチサービスを停止した状態で実施してください。
目次
![]() ![]() |