Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録A ワークユニット定義> A.3 ワークユニット定義の制御文> A.3.4 Application Programセクション

A.3.4.24 Maximum Session Active Time for Client:クライアント思考時間の最大時間

[説明]

 プロセスバインド機能を使用する場合に、クライアント思考時間の最大時間を秒単位で設定します。
 本ステートメントは“Bind Type”ステートメントに“PROCESS”または“INSTANCE”を設定した場合に有効となります。
 0〜86400の整数値。
 本ステートメントは省略可能です。本ステートメントを省略した場合、省略値として300が設定されます。
 0を指定した場合は時間監視を行いません。

 本ステートメントはワークユニット種別が“ORB”、“WRAPPER”の場合のみ有効です。

 セション継続中のクライアントアプリケーションからの要求が、指定された時間を超過してもサーバアプリケーションに届かない場合、継続中のセションを中断します。異常出口プログラムが登録されている場合は、異常出口プログラムが実行されます。
 異常出口プログラムでは、継続中のセション情報を回収してください。

[サポート範囲]

OS

Windows, Solaris, Linux

有効なワークユニット種別

ORB, WRAPPER

省略可否

省略可能

(注) “WRAPPER”はWindows、Solarisでサポートされており、Linuxでは未サポートです。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007