Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド |
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第4章 ワークユニット運用/監視 | > 4.5 Interstage運用API | > 4.5.4 運用操作API群を使用する上での注意事項 |
Interstage運用APIのパラメタ構造体の制御表がバージョンアップした場合および、制御表のバージョンが古い場合の注意点について記述します。
Interstage運用APIは、API呼び出しの際にパラメタとして設定された制御表バージョンの値を参照し、APIが動作する機能の範囲を決定します。
API呼び出しの際にパラメタとして設定された制御表バージョンの値が本バージョンの値より古い場合、および本バージョンと同一の場合は、APIは設定されたバージョンまでにサポートされている機能の範囲で動作します。この場合、APIは復帰する際に、パラメタとして設定された制御表バージョンの値をそのまま通知します。
API呼び出しの際にパラメタとして設定された制御表バージョンの値が本バージョンの値より新しい場合は、APIは本バージョンまでにサポートされている機能の範囲で動作し、本バージョンより新しいバージョンでサポートされた機能については動作しません。この場合、APIは復帰する際に、パラメタとして設定された制御表バージョンの領域に本バージョンの値を設定して復帰します。
以下の表に、API呼び出し時に設定された制御表バージョンの値と、本バージョンにおけるAPIの動作および復帰する際の制御表バージョンの値について示します。
API呼び出しの際に設定される制御表バージョンの値 |
APIの動作 |
APIが復帰する際に設定する制御表バージョンの値 |
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ISOP_001でサポートされている機能の範囲で動作 |
ISOP_001 |
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ISOP_002でサポートされている機能の範囲で動作 |
ISOP_002 |
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ISOP_003でサポートされている機能の範囲で動作 |
ISOP_003 |
ISOP_005 |
ISOP_005でサポートされている機能の範囲で動作 |
ISOP_005 |
ISOP_006 |
ISOP_006でサポートされている機能の範囲で動作 |
ISOP_006 |
上記以外 |
各APIの最新制御表バージョンでサポートされている機能の範囲で動作 |
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