Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド |
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第4章 ワークユニット運用/監視 | > 4.5 Interstage運用API | > 4.5.4 運用操作API群を使用する上での注意事項 |
本APIとコマンドで競合が発生した場合の振る舞いを以下に説明します。
それぞれのケースに関して運用操作API群は以下の動作となります。運用操作API群を使用する場合は上記で説明した状態を変更するコマンドと競合して運用しないことを推奨します。
ワークユニット定義が削除された場合は、ワークユニットを指定する機能がエラーの詳細情報にISOP_ENOWUを設定します。最新の状態を獲得する必要があれば、ワークユニット名通知およびオブジェクト名通知APIを発行して最新の情報を獲得してください。
起動したワークユニットが停止しているかどうかを確認する場合は、ワークユニット情報通知APIを使用してください。tdstopwuコマンドまたはisstopwuコマンドの投入による停止、または、異常停止した状態も獲得することができます。
ワークユニット名通知、オブジェクト名通知APIでは常に最新の定義が獲得されます。
サーバアプリケーションの多重度を動的に変更した場合、オブジェクト名通知APIで復帰する多重度は動的に変更する前の多重度を通知しますが、オブジェクト情報通知APIで復帰する多重度は動的に変更した最新の多重度を通知します。多重度を動的に変更した場合は、オブジェクト情報通知APIを使用して獲得してください。
ワークユニット定義を追加した場合は、ワークユニット名通知APIで定義されているワークユニット名をすべて取り出してください。
ワークユニットがtdstartwuコマンドまたはisstartwuコマンドで起動されていた場合は、ワークユニット情報通知APIでワークユニットの停止理由は通知されません。
操作対象システムを追加した場合は、システム名一覧通知API機能で生成されているシステム名をすべて取り出してください。
操作対象システムが削除された場合は、削除されたシステム名を指定してAPIを発行するとエラーの詳細情報にISOP_ENOSYSTEMが通知されます。最新の状態を獲得する必要があれば、システム名一覧通知APIを発行して、最新の情報を獲得してください。
操作対象システムが停止された場合は、システム情報通知を除く全機能がエラー情報の詳細情報にISOP_ESTPISが通知されます。
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