Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド |
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第2章 ワークユニットの機能 | > 2.2 CORBAワークユニット | > 2.2.14 トラブル調査支援機能 |
サーバアプリケーションの最大処理時間(タイムアウト時間)が指定されている場合、タイムアウトを検出した時に、プロセスのスタックトレースを出力する機能を提供します。スタックトレースは、その時点でのサーバアプリケーションプロセスのスタック情報であり、ハングまたは遅延している処理を確認することができます。
本機能を使用することで、サーバアプリケーションのタイムアウト発生時に、アプリケーションプログラムが処理中の制御を確認することができます。
【出力先】
ディレクトリ: [カレントディレクトリ]/[ワークユニット名]/[プロセス ID]
ファイル : PID_MMDD-HHMMSS.pstack
PID : プロセスID
MMDD : 発生月/日
HHMMSS: 発生時間/分/秒
本機能は、デフォルトでは有効ではありません。ワークユニット定義に設定することで有効になります。サーバアプリケーションでタイムアウトが発生した時の調査のために、サーバアプリケーションの最大処理時間が設定されている場合は、本機能も有効にしておくことを推奨します。また、本機能は、ワークユニットの出口プログラムのタイマ監視およびワークユニットの起動時間監視/停止時間監視でも有効です。
なお、本機能は、Solarisでのみ有効です。
ワークユニット定義の登録は、コマンドを使用する方法と、Interstage管理コンソールを使用する方法があります。
ワークユニット定義の“Output of Stack Trace(タイムアウト検出時のスタックトレース取得の有無)”に“YES”を設定します。以下に定義登録の実行例を示します。なお、ワークユニット定義の詳細は“ワークユニット定義”を参照してください。
ワークユニット定義
[Control Option] |
isaddwudefコマンドでワークユニット名を指定して登録します。
isaddwudef -o ISSAMPLE1 |
以下の方法で連続異常終了回数を設定してください。
Interstage管理コンソールを使用する場合は、“Intestage管理コンソールのヘルプ”も参照してください。
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