Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド |
目次 索引 |
第2章 ワークユニットの機能 | > 2.2 CORBAワークユニット | > 2.2.8 キュー制御 |
キューの閉塞/閉塞解除を行い、クライアントからの要求を一時的に受け付けないような状態にしたり、要求の受け付けを再開したりすることができます。キューの閉塞/閉塞解除は以下のような場合に有効です。
なお、キューの閉塞中にクライアントから要求を行った場合、クライアントには以下の例外が復帰します。
システム例外 |
マイナーコード(16進表記) |
NO_IMPLEMENT |
0x464a0080 |
また、閉塞は以下の単位で行うことができます。
インタフェース単位に閉塞を行いたい場合、インプリメンテーションリポジトリに閉塞を行いたいインタフェース情報を設定した上で、ワークユニットを起動する必要があります。インプリメンテーションリポジトリの登録は、コマンドを使用する方法と、Interstage管理コンソールを使用する方法があります。
CORBAアプリケーション情報定義ファイルにインタフェース情報を設定します。以下に定義登録の実行例を示します。なお、インプリメンテーションリポジトリの登録の詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”でOD_impl_instコマンドを参照してください。
CORBAアプリケーション情報定義ファイル
rep_id = IDL:test1:1.0 |
OD_impl_instコマンドで登録します。
OD_impl_inst -ax impl.def |
以下の方法でインタフェース停止を設定してください。
Interstage管理コンソールを使用する場合は、“Intestage管理コンソールのヘルプ”も参照してください。
また、キューの閉塞/閉塞解除は、コマンドを使用する方法と、Interstage管理コンソールを使用する方法があります。
閉塞はisinhibitqueで行います。
isinhibitque WU1 IDL:test1:1.0 IDL:test1/intf1:1.0 |
閉塞解除はispermitqueで行います。
ispermitque WU1 IDL:test1:1.0 IDL:test1/intf1:1.0 |
目次 索引 |