ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.2.0 FEDIT/FL-TABLE ヘルプ

6.2.4 計算設定

[項目変換設定]画面の設定内容のフィールドで[計算設定]を選択し、[設定内容の編集]ボタンをクリックすると[計算設定]画面が表示されます。[設定内容]タブをクリックし、変換内容の設定を行います。

図6.23 計算設定画面(設定内容)

ここでは、計算設定の内容を登録します。

表6.25 ボタン説明

入力された情報を確定します。

入力された情報をキャンセルします。

表6.26 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

入力元項目

OUT

選択されているフィールド名が表示されます。

出力先項目

OUT

選択されているフィールド名が表示されます。

開始位置

IN/OUT

数字5桁

計算適用開始位置を入力します。

桁数

IN/OUT

数字5桁

上記開始位置からの桁数を入力します。

計算方法

IN/OUT

加算(+)、減算(-)、乗算(×)、除算(÷)、から選択します。選択肢になしがある場合は、なしを選択することも可能です。

入力元項目

OUT

選択されているフィールド名が表示されます。

計算方法

IN/OUT

加算(+)、減算(-)、乗算(×)、除算(÷)、から選択します。選択肢になしがある場合は、なしを選択することも可能です。

入力元項目

IN/OUT

対象フィールド名を選択します。

端数処理

自動

IN/OUT

端数処理を自動的に行う場合に選択します。

指定

IN/OUT

上記端数処理を詳細に設定する場合に選択します。

整数部下

IN/OUT

指定を選択した場合に、上記端数処理を実行する整数部下を設定します。

小数点以下

IN/OUT

指定を選択した場合に、上記端数処理を実行する小数点以下を設定します。

桁数

IN/OUT

数字5桁

指定を選択した場合に、上記端数処理を実行する桁数を入力します。

切捨て/四捨五入/切り上げ

IN/OUT

指定を選択した場合に、端数処理を実行する桁数を入力後、その後の処理を選択します。(切捨て/四捨五入/切り上げ)の中から選択します。

対象項目の設定

[入力元項目]で選択した項目の設定を行います。下向き矢印をクリックすると、[対象項目の設定]が表示されます。

図6.24 対象項目の設定画面(上段)

図6.25 対象項目の設定画面(計算方法を選択後の中段下段の項目名)

ここでは、[入力元項目名]の対象項目の詳細を設定します。

表6.27 ボタン説明

検索に入力した文字列を、選択されている行から下方向にフィールド名を検索します。

検索に入力した文字列を、選択されている行から上方向にフィールド名を検索します。

固定値を選択時、設定できます。(中段下段の項目名だけ)

項目の選択を確定します。

項目の選択をキャンセルします。

表6.28 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

検索

IN

半角
(英数字)255桁
(全角混在可)

検索したいフィールドのフィールド名に含まれる文字列を入力します。英大文字と英小文字は区別します。
“,”は入力不可です。

固定値(中段下段の項目名だけ)

IN/OUT

半角14桁

直接設定する場合の値を入力します。システム変数の中からの選択も可能です。
“,”は入力不可です。

入力元/出力先

IN/OUT

選択する項目が入力元の項目か、出力先の項目かを選択します。
入力元が一般フォーマット(nフォーマット)の場合は、フォーマットIDを選択するプルダウンメニューが表示されます。

フィールド名

OUT

入力元/出力先で選択されたフォーマットのフィールド名が表示されます。

項目桁数

OUT

上記フィールドの桁数が表示されます。

全桁指定/部分指定

IN/OUT

上記フィールドのすべての桁を使用する場合は、“全桁指定”を選択します。開始位置と桁数の指定を行う場合は、“部分指定”を選択します。

開始位置

IN/OUT

数字5桁

上記フィールドの条件の適用開始位置を入力します。

桁数

IN/OUT

数字5桁

上記適用開始位置から、条件対象となる桁数を入力します。

固定値を設定する欄に値を直接入力し、[HEX支援]ボタンをクリックした場合、固定値の欄の値は“@HEX(“と”) ”の間にはさまれます。

※例)

1. 計算回数
  • 1度に計算できる変数は、3つまでです。4つ以上変数がある場合には、複数回計算設定を行ってください。

  • 1回の計算だけで良い場合は、2回目の計算方法設定欄で“なし”を選択してください。

2. HEX入力支援操作を行った場合
  • [確定]ボタンクリック時に文字列の確認をします。使用可能な文字は、“0”~“9”と“A”~“F”(小文字可)です。また、偶数桁であるかもチェックされます。

3. 固定値について
  • 数字だけ入力可能です。ただし、“-(マイナス)”と“.(小数点)”は使用できます。
    ※固定値を使用して“0”で割るように指定した場合(無限大になるケース)、結果は“0”になります。

  • 数字は10進数を使用してください。ただし@HEX( )を使用するときは、16進数の整数だけ指定可能です。

4. 計算範囲
  • “N属性”、“9属性”、“C属性”、“P属性”で実際に計算として扱える範囲は、-2,147,483,648から+2,147,483,647までです。

5. 異なる属性間の変換
  • 項目設定は、結果を保証しません。異なる属性間の変換の場合は、最適化転記を使用してください。

6. 部分指定
  • P属性、およびB属性が入力である場合には、設定を行うことはできません。

7. 計算指定
  • 転記先項目より後ろの定義情報は指定しないでください。

図6.26 計算設定画面(例-設定内容)