[項目変換設定]画面の設定内容のフィールドで[計算設定]を選択し、[設定内容の編集]ボタンをクリックすると[計算設定]画面が表示されます。[設定内容]タブをクリックし、変換内容の設定を行います。
図6.23 計算設定画面(設定内容)
ここでは、計算設定の内容を登録します。
入力された情報を確定します。 | |
入力された情報をキャンセルします。 |
フィールド名 | 入力/出力 | 必須 | 最大項目長 | フィールド説明 | |
---|---|---|---|---|---|
入力元項目 | OUT | ○ | ― | 選択されているフィールド名が表示されます。 | |
出力先項目 | OUT | ○ | ― | 選択されているフィールド名が表示されます。 | |
開始位置 | IN/OUT | ○ | 数字5桁 | 計算適用開始位置を入力します。 | |
桁数 | IN/OUT | ○ | 数字5桁 | 上記開始位置からの桁数を入力します。 | |
計算方法 | IN/OUT | ○ | ― | 加算(+)、減算(-)、乗算(×)、除算(÷)、から選択します。選択肢になしがある場合は、なしを選択することも可能です。 | |
入力元項目 | OUT | ○ | ― | 選択されているフィールド名が表示されます。 | |
計算方法 | IN/OUT | ○ | ― | 加算(+)、減算(-)、乗算(×)、除算(÷)、から選択します。選択肢になしがある場合は、なしを選択することも可能です。 | |
入力元項目 | IN/OUT | ○ | ― | 対象フィールド名を選択します。 | |
端数処理 | 自動 | IN/OUT | ○ | ― | 端数処理を自動的に行う場合に選択します。 |
指定 | IN/OUT | ○ | ― | 上記端数処理を詳細に設定する場合に選択します。 | |
整数部下 | IN/OUT | ○ | ― | 指定を選択した場合に、上記端数処理を実行する整数部下を設定します。 | |
小数点以下 | IN/OUT | ○ | ― | 指定を選択した場合に、上記端数処理を実行する小数点以下を設定します。 | |
桁数 | IN/OUT | ○ | 数字5桁 | 指定を選択した場合に、上記端数処理を実行する桁数を入力します。 | |
切捨て/四捨五入/切り上げ | IN/OUT | ○ | ― | 指定を選択した場合に、端数処理を実行する桁数を入力後、その後の処理を選択します。(切捨て/四捨五入/切り上げ)の中から選択します。 |
対象項目の設定
[入力元項目]で選択した項目の設定を行います。下向き矢印をクリックすると、[対象項目の設定]が表示されます。
図6.24 対象項目の設定画面(上段)
図6.25 対象項目の設定画面(計算方法を選択後の中段下段の項目名)
ここでは、[入力元項目名]の対象項目の詳細を設定します。
検索に入力した文字列を、選択されている行から下方向にフィールド名を検索します。 | |
検索に入力した文字列を、選択されている行から上方向にフィールド名を検索します。 | |
固定値を選択時、設定できます。(中段下段の項目名だけ) | |
項目の選択を確定します。 | |
項目の選択をキャンセルします。 |
フィールド名 | 入力/出力 | 必須 | 最大項目長 | フィールド説明 |
---|---|---|---|---|
検索 | IN | △ | 半角 | 検索したいフィールドのフィールド名に含まれる文字列を入力します。英大文字と英小文字は区別します。 |
固定値(中段下段の項目名だけ) | IN/OUT | ○ | 半角14桁 | 直接設定する場合の値を入力します。システム変数の中からの選択も可能です。 |
入力元/出力先 | IN/OUT | △ | ― | 選択する項目が入力元の項目か、出力先の項目かを選択します。 |
フィールド名 | OUT | ○ | ― | 入力元/出力先で選択されたフォーマットのフィールド名が表示されます。 |
項目桁数 | OUT | ○ | ― | 上記フィールドの桁数が表示されます。 |
全桁指定/部分指定 | IN/OUT | △ | ― | 上記フィールドのすべての桁を使用する場合は、“全桁指定”を選択します。開始位置と桁数の指定を行う場合は、“部分指定”を選択します。 |
開始位置 | IN/OUT | ○ | 数字5桁 | 上記フィールドの条件の適用開始位置を入力します。 |
桁数 | IN/OUT | ○ | 数字5桁 | 上記適用開始位置から、条件対象となる桁数を入力します。 |
固定値を設定する欄に値を直接入力し、[HEX支援]ボタンをクリックした場合、固定値の欄の値は“@HEX(“と”) ”の間にはさまれます。
※例)
1度に計算できる変数は、3つまでです。4つ以上変数がある場合には、複数回計算設定を行ってください。
1回の計算だけで良い場合は、2回目の計算方法設定欄で“なし”を選択してください。
[確定]ボタンクリック時に文字列の確認をします。使用可能な文字は、“0”~“9”と“A”~“F”(小文字可)です。また、偶数桁であるかもチェックされます。
数字だけ入力可能です。ただし、“-(マイナス)”と“.(小数点)”は使用できます。
※固定値を使用して“0”で割るように指定した場合(無限大になるケース)、結果は“0”になります。
数字は10進数を使用してください。ただし@HEX( )を使用するときは、16進数の整数だけ指定可能です。
“N属性”、“9属性”、“C属性”、“P属性”で実際に計算として扱える範囲は、-2,147,483,648から+2,147,483,647までです。
項目設定は、結果を保証しません。異なる属性間の変換の場合は、最適化転記を使用してください。
P属性、およびB属性が入力である場合には、設定を行うことはできません。
転記先項目より後ろの定義情報は指定しないでください。
図6.26 計算設定画面(例-設定内容)