[項目変換設定]画面の設定内容のフィールドで[項目設定]を選択し、[設定内容の編集]ボタンをクリックすると[項目設定]画面が表示されます。[設定内容]タブをクリックし、変換内容の設定を行います。
図6.19 項目設定画面(設定内容)
ここでは、項目設定の内容を登録します。
入力された情報を更新します。 | |
入力された情報をキャンセルします。 |
フィールド名 | 入力/出力 | 必須 | 最大項目長 | フィールド説明 |
---|---|---|---|---|
入力元項目 | OUT | ○ | ― | 選択されているフィールド名が表示されます。 |
出力先項目 | OUT | ○ | ― | 選択されているフィールド名が表示されます。 |
入力元項目の選択
[入力元項目名]で選択した項目の設定を行います。下向き矢印をクリックすると、[対象項目の設定]画面が表示されます。
図6.20 対象項目の設定画面
ここでは、[入力元項目]の対象項目の詳細を設定します。
検索に入力した文字列を、選択されている行から下方向にフィールド名を検索します。 | |
検索に入力した文字列を、選択されている行から上方向にフィールド名を検索します。 | |
固定値を選択時、設定できます。 | |
項目の選択を確定します。 | |
項目の選択をキャンセルします。 |
フィールド名 | 入力/出力 | 必須 | 最大項目長 | フィールド説明 |
---|---|---|---|---|
検索 | IN | △ | 半角 | 検索したいフィールドのフィールド名に含まれる文字列を入力します。英大文字と英小文字は区別します。 |
固定値 | IN/OUT | ○ | 半角32桁 | 直接設定する場合の値を入力します。システム変数の中からの選択も可能です。 |
初期値 | OUT | △ | ― | レコードフィールドで、初期値を選択した場合に出力される値が表示されます。 |
入力元/出力先 | IN/OUT | △ | ― | 選択する項目が入力元の項目か、出力先の項目かを選択します。 |
フィールド名 | OUT | ○ | ― | 入力元/出力先/固定値/初期値にて選択されたフィールド名が表示されます。 |
項目桁数 | OUT | ○ | ― | 上記フィールドの桁数が表示されます。 |
全桁指定/部分指定 | IN/OUT | △ | ― | 上記フィールドのすべての桁を使用する場合は、“全桁指定”を選択します。開始位置と桁数の指定を行う場合は、“部分指定”を選択します。 |
開始位置 | IN/OUT | ○ | 数字5桁 | 上記フィールドの条件の適用開始位置を入力します。 |
桁数 | IN/OUT | ○ | 数字5桁 | 上記適用開始位置から、条件対象となる桁数を入力します。 |
繰返し指定 | IN/OUT | △ | 数字5桁 | “指定なし”または、“指定あり”を選択します。“指定あり”を選択した場合、選択されている項目設定の入力先のフィールドが、集団項目の場合に、何番目の繰返し位置を入力するかを指定します。 |
固定値を設定する欄に値を直接入力し、[HEX支援]ボタンをクリックした場合、固定値の欄の値は“@HEX(”と“) ”の間にはさまれます。
※例)
出力先項目の選択
[出力先項目]で選択した項目の設定を行います。下向き矢印をクリックすると、[出力項目の設定]画面が表示されます。
図6.21 出力項目の設定画面
ここでは、[出力先項目]の対象項目の詳細を設定します。
項目の選択を確定します。 | |
項目の選択をキャンセルします。 |
フィールド名 | 入力/出力 | 必須 | 最大項目長 | フィールド説明 |
---|---|---|---|---|
バイト/ビット | IN/OUT | △ | ― | 選択されているフィールドが“B属性”の場合、“ビット”が選択できます。 |
設定先 | IN/OUT | △ | ― | “開始位置指定”の場合は、下記開始位置で指定した桁位置から項目設定を行います。 |
開始位置 | IN/OUT | ○ | 数字5桁 | 項目設定適用開始位置を入力します。 |
桁 | IN/OUT | ○ | 数字5桁 | 上記開始位置からの適用桁数を入力します。 |
ビット位置 | IN/OUT | △ | 数字5桁 | 選択されているフィールドが“B属性”で、かつ“ビット”を選択している場合、項目設定適用位置を入力します。 |
ビット固定値 | IN/OUT | △ | ― | 対象のビット位置に、“ON(1)”もしくは“OFF(0)”のどちらを出力するかを選択します。 |
繰返し指定 | IN/OUT | △ | 数字5桁 | “指定なし”または、“詰めて設定”、“指定あり”を選択します。“詰めて設定”、“指定あり”を選択した場合、選択されている項目設定の入力先のフィールドが、集団項目の場合に、何番目の繰返し位置を入力するかを指定します。 |
固定値を設定する場合には、対象項目の桁数や属性に合わせて入力してください。B属性、H属性、P属性、および9属性(符号有)の対象項目に、固定値の設定や条件判断の設定、コード値の変換を行う際には、“@HEX( )”で囲った( )の中に16進数で入力してください。
C属性に固定値を設定する場合に、カンマは設定できません。また、設定するC属性の「桁数」はカンマの数だけ少なく設定してください。例えばC属性に6桁に□1,234(□は空白1バイト)を設定したい場合、固定値欄には[1234]を、C属性の位置には[3]、桁数には[4]を設定してください。
9属性と固定値を比較する場合に、対象項目が小数点つきのとき、固定値は対象項目に合わせた暗示的小数の表記にしてください。例えば小数点部桁数2桁のものと比較する場合には、12.34は[1234]、1234は[123400]とします。
小数も、属性に合わせて入力してください。
スペースも1文字として扱います。
[確定]ボタンクリック時に文字列の確認をします。使用可能な文字は、“0”~“9”と“A”~“F”(小文字可)です。また、偶数桁であるかもチェックされます。
出力項目の属性に応じて左詰め、もしくは右詰めが決まります。左詰めの属性は、X属性とK属性、右詰めの属性は、B属性とH属性、N属性、9属性、C属性、およびP属性です。
出力先の桁数が入力元の桁数より小さい場合は、設定を行わないでください。
左詰めの属性は右側(後方)があふれ、右詰めの属性は左側(先頭)があふれます。
項目設定は、結果を保証しません。異なる桁数・属性・タイプ間の変換の場合は、最適化転記を使用してください。
P属性、およびB属性が入力である場合には、設定を行うことはできません。
@CRLF:改行(CRLF)(X属性に設定可能※2.)
@LF:改行(LF) (X属性に設定可能※2.)
@SEQNO:シーケンスNo.(X、N、C属性に設定可能※2.)
@SYSDATE4:4桁日付(MMDD) (X属性に設定可能※2.)
@SYSDATE6:6桁日付(YYMMDD) (X属性に設定可能※2.)
@SYSDATE8:8桁日付(YYYYMMDD) (X属性に設定可能※2.)
@SYSTIME4:4桁時間(MMSS) (X属性に設定可能※2.)
@SYSTIME6:6桁時間(HHMMSS) (X属性に設定可能※2.)
@RECTOTAL:伝票形式フォーマットのトレーラレコードに指定した場合は、ヘッダレコードからトレーラレコードまでの総レコード数(ヘッダレコード、およびトレーラレコードを含む。)を設定。それ以外の指定は、“0”を設定。(X、N、C属性に設定可能※2.)
@BODYCNT:出力が伝票形式フォーマットの場合は、最下位層のヘッダレコードからトレーラレコードの間の、明細レコードのシーケンス番号を設定。出力が行終端可変長フォーマット、および繰返し数指定可変長フォーマットの場合は、1レコード内の明細部のシーケンス番号を設定。
また、入力が伝票形式フォーマットで、出力が一般フォーマットの場合は、最下位層のヘッダレコードからトレーラレコードの間の明細レコードのシーケンス番号を、一般フォーマットの各レコードに設定。入力が行終端可変長フォーマット、および繰返し数指定可変長フォーマットで、出力が一般フォーマットの場合は、1レコード内の明細部のシーケンス番号を、一般フォーマットの各レコードに設定。
(X、N、C属性に設定可能※2.)
“@SPACE”、“@ZERO”、“ALL( )”については、出力項目の桁数が33桁以上でも入力できます。
システム値を設定可能な属性以外に設定した場合、結果は正しく出力されません。
2つの値を連結させて1つの項目に出力したいとき、1つ目の後方の空白をカットして(詰めて)、2つ目を出力します。
※例) "東京都□□"と"世田谷区□"を20バイトの項目に「有効値の直後に設定」で出力すると、"東京都世田谷区□□□"となります。(□は2バイトの空白)
2つ目の値の設定時に「有効値の直後に設定」を指定します。
入力値がX属性かK属性か固定値の設定でかつ、出力項目がX属性かK属性の場合だけ指定できます。
項目設定登録例
図6.22 項目設定画面(例-設定内容)