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Interstage Service Integrator V9.2.0 FEDIT/FL-TABLE ヘルプ

4.4 行終端可変長フォーマット登録

[FEDIT/FL-TABLE メインメニュー]画面で以下の操作を行うと、[行終端可変長フォーマット登録]画面が表示されます。

図4.33 行終端可変長フォーマット登録画面

ここでは、行終端可変長フォーマットの登録を行います。

表4.21 ボタン説明

入力した行終端文字を、HEX対応文字列に変換します。

入力された情報を登録します。

[印刷機能]画面(印刷)を表示します。

編集中の可変長IDを変換定義DBから削除します。

表4.22 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

可変長ID/名称

IN

半角
(英数字)32桁

登録する行終端可変長フォーマットのキーとなるIDを入力します。
“_”、“-”は入力可能です。

IN/OUT

半角250桁
(全角混在可)

可変長IDに対する名称を入力します。※2. 繰返し数指定可変長フォーマットを参照してください。
“,”は入力不可です。

レコード情報

ヘッダ部:
フラットID/名称

IN/OUT

半角(英数字)
32桁

登録済みのフラットIDの中から選択します。
1. フラットIDを参照してください。

OUT

上記フラットIDに対する名称が表示されます。

明細部:
フラットID/名称

IN/OUT

半角(英数字)
32桁

登録済みのフラットIDの中から選択します。
1. フラットIDを参照してください。

OUT

上記フラットIDに対する名称が表示されます。

行終端文字

IN/OUT

半角
(英数字)4桁
※@HEX()の6文字を除く

行終端文字となる値を指定します。“標準”の場合は、改行文字(SolarisまたはLinuxの場合は“LF”、Windows(R)の場合は“CR+LF”)です。その他の文字を指定する場合は、@HEX()に16進表示で指定してください。

1. ラットID
  • 1可変長ID内では、フラットIDの重複は不可です。

2. 返し数指定可変長フォーマット
  • 繰返し数指定可変長フォーマットで使用されている可変長IDとの重複は不可です。

3. XML変換を使用する場合の注意
  • XML変換では可変長名称がXML文書でのタグ名(要素名)となります。
    XML変換を行う場合には、可変長名称に、XML規約で許されていない文字(半角カタカナや全角空白、全角数字、半角数字で始まるもの、“, (全角カンマ)”と“, (半角カンマ)”など)を使わないようにしてください。

  • それぞれのフラット名称は重複してはいけません。また、フラットID内のフィールド名称とも重複してはいけません。

4. XML属性を出力したい場合
  • 可変長名称には、それぞれに対応するXML属性を定義することができます。

  • XML属性を指定するには、[フォーマット登録]画面の「XML属性」フィールドに、“ 属性名 = '属性値' ”または“ 属性名 = '属性値' ”の形式で入力します。ここで指定した文字列が、そのままXMLの要素名のタグ内に出力されます。

  • 複数のXML属性を指定するには、スペースで区切って入力します。

  • XML変換を行う場合には、XML属性にXML規約で許されていない文字(半角カタカナや全角空白、全角数字、半角数字で始まるもの、“, (全角カンマ)”と“, (半角カンマ)”など)を使わないようにしてください。

  • タグ付けに使われる5つの文字(<,>,&,',")を使う場合には、エンティティ(&lt;、&gt;、&amp;、&apos;、&quot;)で指定してください。

5. 修時の制限
  • 他の画面で使用されている可変長IDの削除・修正等の変更可否は、以下の表のとおりです。(複数箇所で使用している場合は、上から優先します。※例:運用登録と変換情報設定で使用している場合は、上にある変換情報設定を参照してください。)

    使用している定義

    可変長ID削除

    修正

    制限(▲の説明)

    変換情報設定

    ・「ヘッダ部 フラットID」「明細部 フラットID」は修正できない。

    ファイル抽出情報登録

    ・「ヘッダ部 フラットID」「明細部 フラットID」は修正できない。

    運用登録

      

    ○:可能、△:4.6 関連定義の同時反映を実行、▲:条件付きで可能、×:不可

6. 写について
  • すでに登録済みのフォーマットID/名称入力欄を、別のフォーマットID/名称に書き換えて[登録]ボタンをクリックすると、登録済みフォーマットIDの登録内容で複写することができます。処理が終了すると、ツリーに複写した新フォーマットIDが表示されます。

図4.34 行終端可変長フォーマット登録画面(表示例)

条件欄に値を入力し、[HEX支援]ボタンをクリックした場合、条件欄の値は“@HEX(”と“) ”の間に
はさまれます。

※例)

図4.35 XML用設定欄をON、XML Schemaを選択時の行終端可変長フォーマット登録画面(登録例)

表4.23 XML用設定欄 ON設定時のフィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

XML用設定欄

IN/OUT

XML用設定欄チェックボックスにチェックし、DTD/XML Schemaを選択します。
XML Schemaを選択した場合、XML Schema情報が表示されます。

XML属性(固定値)

IN/OUT

半角128桁

フラット名称をルートタグとした場合のXML属性(固定値)を入力します。
“,”は入力不可です。

接頭辞

IN/OUT

ルートタグの接頭辞を選択します。

XML Schema

名前空間未指定時

IN/OUT

半角250桁

名前空間が指定されていないときのデフォルトのXML Schemaファイル名を入力します。
“'”、“,”は入力不可です。

名前空間URI

IN/OUT

半角250桁

名前空間URIを入力します。
“'”、“,”は入力不可です。

接頭辞

IN/OUT

半角16桁

名前空間の接頭辞を入力します。
“'”、“,”は入力不可です。

XML Schemaファイル名

IN/OUT

半角250桁

名前空間のXML Schemaファイル名を入力します。
“'”、“,”は入力不可です。

機能

登録状態を印刷する場合には、[印刷]ボタンをクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録状態が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。

図4.36 行終端可変長フォーマット登録画面(印刷例)

1. 印刷画面
  • XML Schema情報を登録している場合、[行終端可変長フォーマット登録]画面(印刷)の上部に、XML Schema情報が表示されます。

一覧表示

登録されているIDの一覧を表示するには、ツリーにて[行終端可変長フォーマット]を選択して右クリックし、[一覧表示]をクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録されたIDの一覧が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。IDが登録されていない場合は、“ID情報が登録されていません。”とダイアログを出力します。

図4.37 行終端可変長フォーマット一覧画面