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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書 Copy Control Module編

B.2.1 詳細メッセージ

no such session.

メッセージの意味

指定したコピーペアにセッションが存在しません。

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

セッションが存在しないコピーペアに対して、操作が実行されました。
A.6.2 acopc query (OPCまたはQuickOPCのコピー状況表示コマンド)」または「A.7.2 acec query (同期型高速コピーの状況表示コマンド)」で、セッションの状態を確認してください。

invalid logical volume name.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイの登録時に指定したアクセスパスまたはコマンドで指定したデバイス名が異なっています。

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

指定したデバイス名が正しいかを確認してください。

または、アクセスパスに指定したドライブ文字、デバイス名を確認してください。

STXC0100 ERROR Specified command parameter is incorrect. Parameter=(PARAM).

メッセージの意味

パラメーターの指定が誤っています。

パラメーターの意味

PARAM : 指定したパラメーター

システム管理者の処置

パラメーターを修正して再実行してください。
パラメーターが“No parameter”の場合、コマンドにパラメーターを指定して再実行してください。

STXC1000 ERROR Insufficient Snap Data Pool. Required capacity=(CAPACITY).

メッセージの意味

Snap Data Poolの領域が足りないため、コマンドを実行できません。

パラメーターの意味

CAPACITY : 容量

システム管理者の処置

Snap Data PoolにCAPACITY の容量以上の空き容量を確保してから、再実行してください。

STXC1002 ERROR Invalid logical volume name. Volume name=(VOLNAME).

メッセージの意味

指定された論理ボリューム名に誤りがあります。

パラメーターの意味

VOLNAME : 論理ボリューム名

システム管理者の処置

パラメーターで指定した論理ボリューム名を確認して、再実行してください。

STXC1003 ERROR Logical volume is already defined in another copy operation.

メッセージの意味

指定された論理ボリュームは、すでにほかのコピーセッションのコピー元またはコピー先として定義されています。

システム管理者の処置

コピー元またはコピー先の論理ボリュームの指定を見直して、再実行してください。

STXC1004 ERROR Maximum session reached.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイで同時に動作可能なセッション数を超えているため、コピーを開始できません。

システム管理者の処置

セッションを確認し、不要なセッションを削除した後、再実行してください。

STXC1005 ERROR Another copy has already started.

メッセージの意味

指定された論理ボリュームに対して、すでに別種類のコピーが動作しています。

システム管理者の処置

論理ボリューム名の指定を見直してください。

STXC1006 ERROR Target volume is already defined in another copy operation.

メッセージの意味

指定されたコピー先論理ボリュームは、すでにほかのコピーセッションのコピー先に定義されています。

システム管理者の処置

コピー先論理ボリューム名の指定を見直してください。

STXC1007 ERROR Logical volume is already reserved.

メッセージの意味

論理ボリュームが、すでにほかの利用者によりリザーブされています。

システム管理者の処置

数秒待った後で、再実行してください。

STXC1009 ERROR Logical volume is busy.

メッセージの意味

論理ボリュームは、ほかの利用者が使用中です。

システム管理者の処置

数秒待った後で、再実行してください。

STXC1010 ERROR Specified option is invalid.

メッセージの意味

指定されたオプションは無効です。

システム管理者の処置

処理オプションの設定を修正して、再実行してください。

STXC1011 ERROR Invalid parameter. Parameter=(PARAM).

メッセージの意味

パラメーターが正しくありません。

パラメーターの意味

PARAM : 指定したパラメーター

システム管理者の処置

パラメーターの値が正しくありません。パラメーターを修正して再実行してください。

STXC1013 ERROR Target volume size mismatch.

メッセージの意味

コピー先の論理ボリュームのサイズが不適切なため、コピーを実行できません。

システム管理者の処置

コピー元と同じサイズの論理ボリュームをコピー先に指定してください。

STXC1014 ERROR Target volume overlap source volume.

メッセージの意味

コピー先の論理ボリュームとコピー元の論理ボリュームの領域が重複しています。

システム管理者の処置

コピー元またはコピー先の論理ボリュームの指定を見直してください。

STXC1016 ERROR The group file of the form not permitted was specified.

メッセージの意味

許されない形式のグループファイルが指定されたため、操作を実行できません。

システム管理者の処置

以下のどちらかのケースが想定されます。グループファイルの指定を見直して、再実行してください。

  • 論理ボリュームの操作で、コピーペアを記述したグループファイルを指定している

  • コピーペアの操作で、論理ボリュームを記述したグループファイルを指定している

STXC1017 ERROR The option that cannot be used for copy session is specified.

メッセージの意味

コピーセッションを操作できないオプションが指定されました。

システム管理者の処置

以下のようなケースが想定されます。オプションの指定を見直してください。

  • コピー操作の開始時に指定した転送モードと異なる転送モードを指定して、コピーの再開(リカバリー)を実行した

STXC1100 ERROR Session does not exist.

メッセージの意味

指定した論理ボリューム間にセッションは存在しません。

システム管理者の処置

論理ボリュームの指定が正しいか確認して、再実行してください。

STXC1102 ERROR Invalid Snap Data Volume.

メッセージの意味

Snap Data Volume の指定が不当です。

システム管理者の処置

以下のどれかのケースが想定されます。論理ボリュームの指定を見直して再実行してください。

  • SnapOPC+のコピー開始で指定したコピー先の論理ボリュームが、Snap Data Volumeではない

  • SnapOPC+のコピー開始で指定したコピー元の論理ボリュームが、Snap Data Volumeである

  • EC/OPC/QuickOPCのコピー開始で指定したコピー元の論理ボリューム名またはコピー先の論理ボリュームが、Snap Data Volumeである

STXC1104 ERROR Operation sequence error.

メッセージの意味

指定された操作を実行できる状態ではありません。

システム管理者の処置

以下のようなケースがないか、コピーの状態を確認してください。

  • 等価状態以外のセッションに対して、Suspendを実行しようとした

  • Error SuspendまたはHaltのセッションに対して、停止を実行した

  • SnapOPC+セッションが動作中のSnap Data Volumeに対して、初期化を実行した

  • 初期化中のSnap Data Volumeに対して、SnapOPC+の開始を実行した

  • Suspend状態のセッションに対して、Suspendを実行した

  • Suspend状態以外のセッションに対して、コピー停止、コピー再開、またはコピー方向反転を実行した

STXC1106 ERROR Insufficient memory.

メッセージの意味

メモリ不足が発生しました。

システム管理者の処置

以下の対処を実行してから再実行してください。

  • 不要なプログラムを停止する

STXC1107 ERROR Alias is not defined.

メッセージの意味

コピー元またはコピー先に指定したETERNUS ディスクアレイのaliasは定義されていません。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイのaliasが登録されていることを確認してください。aliasが登録されていない場合は、経路情報の登録を行ってから再実行してください。

STXC1108 ERROR The specification of physical information is incorrect.

メッセージの意味

物理情報の指定が不当です。

システム管理者の処置

以下のケースが考えられます。物理情報の記述を見直してください。

  • 2テラバイトを超えるコピーをサポートしていないETERNUS ディスクアレイに対して、2テラバイト以上の開始位置またはコピーサイズを指定してコピー操作を実行した

  • 開始位置に0以外を指定したが、コピーサイズに0が指定されている

  • コピーサイズに実際の容量より大きいサイズが指定されている

STXC1109 ERROR ETERNUS cannot be recognized.

メッセージの意味

alias名で指定されたETERNUS ディスクアレイを認識できません。

システム管理者の処置

以下のケースが考えられます。物理情報の記述を見直してください。

  • 経路情報の設定を行った後にディスク構成を再編成した

    この場合は経路情報の設定を行った後に再実行してください。

  • ETERNUS ディスクアレイ間のパスが確立されていない(RECの場合)

STXC1200 ERROR Unexpected error.

メッセージの意味

予期しないエラーが発生しました。

システム管理者の処置

C.1 資料採取の方法」を参照して、トラブルの解決に必要な資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

STXC1201 ERROR Internal inconsistency.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

C.1 資料採取の方法」を参照して、トラブルの解決に必要な資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

STXC1202 ERROR Unsupported function.

メッセージの意味

未サポートの機能が呼び出されました。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイのファームの版数を確認してください。

STXC1203 ERROR The operation is not permitted.

メッセージの意味

コピー操作の実行に必要な権限がありません。

システム管理者の処置

root権限でコピー操作を実行してください。

STXC1204 ERROR SCSI error detected. Error=(ERROR).

メッセージの意味

SCSIコマンドでエラーを検出しました。

パラメーターの意味

ERROR : エラー情報

システム管理者の処置

装置の接続状態を確認して再実行してください。それでもこのエラーが発生する場合は、富士通技術員(CE)に連絡してください。

STXC1208 ERROR Specified logical volume is not ETERNUS.

メッセージの意味

指定された論理ボリュームは、ETERNUS ディスクアレイではありません。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイの論理ボリュームを指定して、再実行してください。

STXC1209 ERROR Insufficient resource in ETERNUS.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイのリソース不足のため、実行できません。

システム管理者の処置

以下のどちらかの対処を実施してください。

  • アドバンスト・コピーオプションのライセンスの確認/設定

  • 「テーブルサイズ未設定」「テーブルサイズ不足」など、装置のリソース確認/設定

STXC1212 ERROR Disk drive off by the ECO mode.

メッセージの意味

エコモードによってディスクドライブが停止状態です。

システム管理者の処置

ディスクドライブが起動している状態で再実行してください。

STXC1213 ERROR Invalid file system.

メッセージの意味

ファイルシステムが不当です。

システム管理者の処置

サポートされていないファイルシステムです。ファイルの構成を確認して再実行してください。

STXC1214 ERROR Preconditions for copy operation are not satisfied.

メッセージの意味

コピー操作が実行可能な前提条件を満たしていません。

システム管理者の処置

以下のようなケースがないか、コピーの状態を確認してください。

  • SnapOPC+セッションが存在するコピーペアに対して、SnapOPC+の開始を実行した

  • SnapOPC+が存在していないコピーペアに対して、SnapOPC+のリストアを実行した

  • ECが動作中でないコピーペアに対して、ECの一時停止を実行した

  • ECが動作中のコピーペアに対して、待ち合わせなしの一時停止を実行した

  • 一括操作ができないグループ構成を指定した

  • エラー原因を取り除かないで、一時停止をリトライした

STXC1220 ERROR Change mode operation failed because of communication error. Cause=(DETAIL).

メッセージの意味

通信異常またはETERNUS ディスクアレイの異常が発生したため、セッションのモード変更に失敗しました。

パラメーターの意味

DETAIL : 詳細情報

システム管理者の処置

  • DETAIL が“NOT_CHANGED”の場合
    装置の接続状態を確認した後に、再実行してください。

  • DETAIL が“CROSS”の場合
    装置の接続状態を確認した後に再実行してください。それでも本エラーが発生する場合は、富士通後術員(CE)に連絡してください。

STXC1222 ERROR ETERNUS unit inconsistency.

メッセージの意味

コピー元とコピー先のETERNUS ディスクアレイの設定が不一致なため、リモートコピーを実行できません。

システム管理者の処置

コピー元とコピー先のETERNUS ディスクアレイの、アドバンスト・コピーテーブルサイズの「倍率」が一致しているか確認してください。

STXC1223 ERROR The copy operation with ETERNUS is incorrect.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイでのコピー操作が正しくありません。

システム管理者の処置

以下のどれかの対処を実施してください。

  • ETERNUS ディスクアレイのファームの版数が、筐体間で一致していることを確認してください。
    ファーム版数を確認できない場合は、富士通技術員(SE)に連絡してください。

  • コピー元ボリュームとコピー先ボリュームのサイズが一致しているかを確認してください。

  • コンカレントサスペンド運用でのsuspend処理の場合、サーバがコピー元ボリュームのETERNUS ディスクアレイと接続していることを確認してください。また、コピー元ボリュームのETERNUS ディスクアレイに対して、経路情報の設定が実施されていることを確認してください。

STXC1224 ERROR Communication error occurred.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイ間の通信で異常が発生したため、リモートコピーの操作ができません。

システム管理者の処置

装置の接続状態を確認した後に、再実行してください。

STXC1225 ERROR MPHD environment is incorrect.

メッセージの意味

マルチパスドライバの環境が不当です。

システム管理者の処置

マルチパスドライバの設定を見直してください。

STXC1226 ERROR GDS environment is incorrect.

メッセージの意味

GDS 環境が不当です。

システム管理者の処置

GDS 環境の設定を見直してください。

STXC1250 ERROR Specified LUN_V Number is invalid.

メッセージの意味

指定されたLUN_V 番号は不当です。

システム管理者の処置

以下のどれかのケースが想定されます。パラメーターの指定、または、ETERNUS ディスクアレイの状態を確認して、再実行してください。

  • 存在しない、またはアクセスできないLUN_V 番号を指定した

  • 暗号化ボリュームと非暗号化ボリュームに対してコピーの開始を実行した

  • 不良セクターを含むボリュームを指定した

STXC1252 ERROR Operation is not supported.

メッセージの意味

サポートされていない操作のため、実行できません。

システム管理者の処置

以下のケースが想定されます。パラメーターの指定を見直して再実行してください。

  • 2テラバイトを超えるサイズのコピーを実行した。(Linuxの場合)

STXC1300 ERROR Time out detected.

メッセージの意味

サスペンド実行中にタイムアウトを検出しました。

システム管理者の処置

コマンドを再実行してください。
また、パラメーターで指定したタイムアウトの監視回数、監視間隔が妥当であるか見直してください。

STXC1301 WARNING The operation was accepted.

メッセージの意味

コピー操作を受け付けましたが、処理は完了していません。

システム管理者の処置

コピー操作が完了したかを確認するために、コピーの状態を確認してください。
コピーの一時停止を実行してこのメッセージが通知された場合は、パラメーターで指定したタイムアウトの監視回数、監視間隔が妥当であるか見直してください。

STXC1400 ERROR File open error. File name=(FILE). Cause=(CAUSE).

メッセージの意味

ファイルのオープンに失敗しました。

パラメーターの意味

FILE : ファイル名
CAUSE : 原因コード

システム管理者の処置

メッセージで通知されたファイル名および原因コードから、ファイルの状態を確認してください。

STXC1401 ERROR The file name of ACCC can not be acquired. Cause=(CAUSE).

メッセージの意味

ACCCの動作に必要なファイルを取得できません。

パラメーターの意味

CAUSE : 原因コード

システム管理者の処置

ACCCの動作環境が破壊されている可能性があります。インストールディレクトリのetcディレクトリ配下に、以下のファイルが存在しているか確認してください。

  • stxc.ini

  • trcdef.ini

  • stxcvolinf (Solaris/Linuxの場合)

  • stxc.alias (Solairs/Linuxの場合)

STXC1402 ERROR ACCC parameter name is not defined. Parameter=(PARAM).

メッセージの意味

ACCCの事前定義ファイルに、不当なパラメーター名が設定されています。

パラメーターの意味

PARAM : パラメーター

システム管理者の処置

ACCCの事前定義ファイルを修正した後に、再実行してください。

STXC1403 ERROR ACCC parameter value is not allowed. Parameter=(PARAM).

メッセージの意味

ACCCの事前定義ファイルに、不当なパラメーターの値が設定されています。

パラメーターの意味

PARAM : パラメーター

システム管理者の処置

ACCCの事前定義ファイルを修正した後に、再実行してください。

STXC1404 ERROR ACCC parameter value is out of range. Parameter=(PARAM).

メッセージの意味

ACCCの事前定義ファイルに、範囲外のパラメーターの値が設定されています。

パラメーターの意味

PARAM : パラメーター

システム管理者の処置

ACCCの事前定義ファイルには、定義可能な範囲でパラメーターを指定してください。

STXC1405 ERROR The combination of ACCC parameters is incorrect.

メッセージの意味

ACCCの事前定義ファイルに定義した、パラメーターの組合せが正しくありません。

システム管理者の処置

ACCCの事前定義ファイルを修正した後に、再実行してください。

STXC1406 ERROR Waiting time cannot be set.

メッセージの意味

一時停止可能な状態の監視時間を設定できません。

システム管理者の処置

以下のケースが考えられます。パラメーター、またはACCCの事前定義ファイルの設定を見直してください。

  • 監視間隔、監視回数の積算が許容値を超えている

  • 監視回数が指定されているが、監視間隔が設定されていない(0が設定されている)

STXC1407 ERROR ACCC parameter is not defined. Parameter=(PARAM).

メッセージの意味

ACCCの動作に必要なパラメーターが、ACCCの事前定義ファイルに設定されていません。

パラメーターの意味

PARAM : パラメーター

システム管理者の処置

メッセージで示されたパラメーターを、ACCCの事前定義ファイルに設定してください。

STXC1409 ERROR ACCC (PARAM) parameter is already defined.

メッセージの意味

ACCCの事前定義ファイルに、パラメーターが重複して定義されています。

パラメーターの意味

PARAM : パラメーター

システム管理者の処置

ACCCの事前定義ファイルを修正して、再実行してください。

STXC1410 ERROR Alias number reached the maximum.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイのaliasがACCCの管理可能な最大数に達しているため、経路情報を設定できません。

システム管理者の処置

aliasの定義状態を確認して、不要なaliasがある場合はaliasを削除してください。

STXC1411 ERROR Alias is already defined.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイのaliasが、すでに登録されています。

システム管理者の処置

別のaliasを指定して再実行してください。

STXC1412 ERROR Alias identifier does not exist.

メッセージの意味

指定されたIDを持つETERNUS ディスクアレイのaliasは存在しません。

システム管理者の処置

aliasの定義状態を確認してIDを確認後、再実行してください。

STXC1500 ERROR Error occurred recognition of ETERNUS management file. Cause=(CAUSE).

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイの管理ファイルを取得できません。

パラメーターの意味

CAUSE : 原因コード

システム管理者の処置

以下の原因が考えられます。CAUSE(原因コード)にしたがって処置を行ってください。

  • CAUSE が-1または-2の場合
    MICCがインストールされていない、またはレジストリが書き換えられた

  • CAUSE が-3の場合
    ETERNUS ディスクアレイの登録情報を設定するファイルが、破壊または削除された

STXC1600 ERROR ETERNUS is not registered on ETERNUS management file.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイが管理ファイルに登録されていません。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイの装置登録を行ってから、再実行してください。

STXC1700 ERROR Alias management file access error. Cause=(CAUSE).

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイのalias管理ファイルのアクセスで、エラーが発生しました。

パラメーターの意味

CAUSE : 原因コード

システム管理者の処置

以下の原因が考えられます。CAUSE(原因コード)にしたがって処置を行ってください。

  • レジストリキー取得、参照

  • ファイルのread/write

  • ファイル作成不可

STXC1801 ERROR Group_file does not exist.

メッセージの意味

グループファイルが存在しません。

システム管理者の処置

パラメーターで指定したグループファイル名を確認して、再実行してください。

STXC1802 ERROR Syntax error was detected in Group File.line=(LINE).

メッセージの意味

グループファイルの記述に構文エラーがあります。

パラメーターの意味

LINE : 構文エラーを検出した行の番号

システム管理者の処置

パラメーターで指定したグループファイルの内容を確認して、再実行してください。

STXC1803 ERROR There is no volume name in Copy Group File.

メッセージの意味

グループファイルにコピーの情報が登録されていません。

システム管理者の処置

パラメーターで指定したグループファイルの内容を確認して、再実行してください。

STXC1804 ERROR Error occurred with copy operation described in group file. VOLINFO. Error message=(MSG).

メッセージの意味

グループファイルに記述されたコピーの操作中にエラーが発生しました。

パラメーターの意味

VOLINFO : 操作中にエラーが発生した論理ボリューム名。コピーペアの場合は、“Source=(コピー元論理ボリューム名).Target=(コピー先論理ボリューム名)”、論理ボリューム指定の場合は、“Volume=(論理ボリューム名)”
MSG: メッセージテキスト

システム管理者の処置

MSG の内容にしたがって処置を行ってください。

STXC1805 ERROR The number of the copy pairs or logical volumes described in the group file exceeds the maximum number.

メッセージの意味

コピーペアまたは論理ボリュームの数がグループファイルに記述できる最大数を超えているため、コピー操作を実行できません。

システム管理者の処置

以下のどちらかの処置を行ってください。

  • グループを分割する

  • ACCCの事前定義ファイルの、max_grouping_sesパラメーターの値を変更する

STXS1027

The specified parameter is invalid. [parameter name=[NAME], parameter value=[VALUE]]

メッセージの意味

誤ったアフィニティ・グループ番号が指定されました。

パラメーターの意味

NAME : パラメーター名
VALUE : パラメーター値

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

指定したアフィニティ・グループ番号を、「A.3.3 acinq ag (アフィニティ・グループの一覧表示コマンド)」で確認してください。

STXS2001

The specified user name and password have not been registered in the device. [user=[USER]]

メッセージの意味

ユーザー名とパスワードがETERNUS ディスクアレイに登録されていません。

パラメーターの意味

USER : ユーザー名

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

ユーザー名とパスワードが正しいか確認してください。

STXS2002

The specified user does not have privileges greater than that of an administrator. [user=[USER]]

メッセージの意味

ユーザーにAdministrator権限がありません。

パラメーターの意味

USER : ユーザー名

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

ETERNUS Web GUIでユーザーの権限を確認してください。

STXS2008

The registered user and password are not registered in the current device. [IP address=[IPADDR], user=[USER]]

メッセージの意味

ユーザー名とパスワードがETERNUS ディスクアレイに登録されていません。

パラメーターの意味

IPADDR : IPアドレス
USER : ユーザー名

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

ETERNUS Web GUIのユーザーアカウントが変更または削除されています。
3.4 構成・設定の変更」を参照して、ETERNUS ディスクアレイの登録情報を変更してください。

STXS2009

The operation cannot be performed with the user privileges when registering the device. [IP address=[IPADDR], user=[USER]]

メッセージの意味

ユーザーにAdministrator権限がありません。

パラメーターの意味

IPADDR : IPアドレス
USER : ユーザー名

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

ETERNUS Web GUIのユーザーアカウントの権限が変更されています。
ETERNUS Web GUIでユーザーの権限を確認してください。

STXS4002

The device is not supported. [IP address=[IPADDR], model=[MODEL], type=[TYPE]]

メッセージの意味

サポートされていないETERNUS ディスクアレイです。

パラメーターの意味

IPADDR : IPアドレス
MODEL : ETERNUS ディスクアレイのモデル
TYPE : ETERNUS ディスクアレイのタイプ

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

1.4.1 ハードウェア条件」に該当するETERNUS ディスクアレイであることを確認してください。

STXS4046

The specified affinity group has not been registered. [affinity group number=[GROUP]]

メッセージの意味

指定したアフィニティ・グループは登録されていません。

パラメーターの意味

GROUP : アフィニティ・グループ番号

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

指定したアフィニティ・グループ番号を、「A.3.3 acinq ag (アフィニティ・グループの一覧表示コマンド)」で確認してください。

STXS4047

The specified affinity group has been concatenated. [affinity group number=[GROUP]]

メッセージの意味

連結したアフィニティ・グループが指定されました。

パラメーターの意味

GROUP : アフィニティ・グループ番号

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

連結したアフィニティ・グループは指定できません。

STXS7004

Failed to communicate with the device. [IP address=[IPADDR]]

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイの通信に失敗しました。

パラメーターの意味

IPADDR : IPアドレス

システムの処理

処理を中断します。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイの通信ができません。
2.2.3 ネットワーク環境の設定」を参照して、ネットワークの状態を確認してから再実行してください。