名前
acsnap query - SnapOPC+のコピー状況表示
形式
acsnap query -g COPY-GROUP [-p PAIR ] [-r][-xml] acsnap query -estimate -v Volume-Name [-xml]
機能説明
本コマンドは、指定されたコピーグループまたはコピーペアの、SnapOPC+のコピー状況を表示します。
また、コピー元ボリュームに対して発生している更新ブロック数を参照することもできます。
コピー元の論理ボリュームとスナップ世代番号を、ソートして表示します(ただし、セッションが存在しないペアは、下部に表示します)。
Windows版だけ対応しています。
オプション
コピーグループ名を指定します。
コピーペアを指定します。
逆向きのコピーの状況を表示します。
Snap Data Volumeの更新量の測定を参照する時に指定します。
Snap Data Volumeの更新量の測定を参照する場合に、コピー元の論理ボリュームを以下の形式で指定します。
(1)はETERNUS名、(2)は論理ボリューム番号です。
XML形式で表示します。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
SnapOPC+のコピー状況を表示する
> acsnap query -g group01 Copy Group Name : group01 Copy Group Type : SnapOPCP Disk Array Name : E4000 (00E4000M3#####E450S20A####KD4030639004##) Source <=> Target SID Snap Status Gen Date Copied Block --------- --- --------- ---- ------------------------- ------------- ------------ E4000/0x1 ==> E4000/0x5 0x23 "Copy On Write(Active)" 3 10minute 1048576 E4000/0x1 ==> E4000/0x4 0x22 "Copy On Write(Inactive)" 2 3hour 1048576 E4000/0x1 ==> E4000/0x3 0x21 "Copy On Write(Inactive)" 1 1day 1048576
表示内容は、以下のとおりです。
タイトル | 説明 |
---|---|
Source | コピー元の論理ボリュームを表示します。 |
<=> | コピーの方向を表します。
|
Target | コピー先の論理ボリュームを表示します。 |
SID | コピー元のセションIDを表示します。 |
Snap Status | SnapOPC+の実行状態を表示します。-rオプション指定時は表示されません。
|
OPC status | OPCの実行状態を表示します。-rオプション指定時だけ表示されます。
|
Copy Phase | 現在のフェーズを表示します。-rオプション指定時は表示されません。
|
Date | SnapOPC+のコピーを行った経過時間を表示します。-rオプション指定時は表示されません。出力形式は以下の通りです。
|
Gen | スナップ世代番号を表示します。-rオプション指定時は表示されません。 |
Copied Block | コピー済みブロック数を表示します。 |
Snap Data Volumeの更新量測定を参照する
> acsnap query -estimate -v E4000/0x1 Update ------ 10M
表示内容は、以下のとおりです。
タイトル | 説明 |
---|---|
Update | Snap Data Volumeの更新量です。表示単位はMBです。 |
注意事項
コピー方向やSIDなどが、“???”と表示されることがあります。コピー元とコピー先の論理ボリュームサイズが一致していない、またはアクセスパスが誤っている可能性があります。
コピー元とコピー先の論理ボリュームサイズを確認し、サイズが異なる場合は、同じ論理ボリュームサイズのペアを登録してください。
また、「A.2.4 acarray detail (ETERNUS ディスクアレイの詳細情報表示コマンド)」でアクセスパスを確認し、アクセスパスが誤っている場合は、「2.2.4 アクセスパスの設定」を参照して正しいアクセスパスを設定してください。
本コマンドは、リモート ETERNUS ディスクアレイとして装置登録した ETERNUS ディスクアレイに対して使用できません。