プライマリノード上での設定については、『ETERNUS SF TSM PRIMECLUSTER 適用ガイド』の「TSMサーバが運用待機構成の場合」の「クラスタノード1でのTSMサーバの設定」を参照してください。
以下にテープサーバ業務に必要なTSMクラスタ設定のポイントを示します。
クラスタノード1のTSMサーバの設定では、以下のセットアップコマンドを実行します。
# cd /opt/tivoli/tsm/CLUS # ./tsmclset_safe -k Primary -m TSM用共有ディスクのマウントポイント -n 論理ノード名 -s 業務名 |
その他のオプションについては、TSMクラスタセットアップ情報ファイルから情報を読み込むため不要です。
TSMクラスタセットアップ情報ファイルについては、「3.4 TSMクラスタセットアップ情報ファイルの準備」を参照してください。
ノード1のTSMサーバで使用するテープ装置のドライブの特殊ファイル名を設定する必要があります。設定する内容については、『ETERNUS SF TSM PRIMECLUSTER 適用ガイド』の「TSMサーバが運用待機構成の場合」の「クラスタノード1でのTSMサーバの設定」の(8)を参考にしてください。
設定する特殊ファイル名については、以下のコマンドを実行し確認してください。
#ls -l /dev/rmt/*st lrwxrwxrwx 1 root sys 57 4月 22日 13:28 /dev/rmt/2st -> ../../devices/pci@15,2000/fibre-channel@1/IBMtape@1,0:st # |
TSMサーバのデータベースを作成(フォーマット)するときの値は、「3.2.3 TSM用共有ディスクの容量」で算出したTSMデータベースサイズを利用してください。
回復ログスペースを作成(フォーマット)するときの値は、128MB以上を指定してください。今後のバックアップ運用変更を加味し、余裕のある値を指定してください。