n:1運用待機型クラスタシステムでのStorage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務のクラスタ環境構築方法について説明します。
図1.12 n:1運用待機型クラスタシステムでのStorage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務
Storage管理サーバ業務とStorageサーバ業務のn:1運用待機型クラスタ環境を構築する場合は、Storage管理サーバ業務を構築するノードにAdvancedCopy Managerマネージャー機能をインストールします。残りのノードにAdvancedCopy Managerエージェント機能をインストールします。
Storageサーバ業務のn:1運用待機型クラスタ環境を構築する場合は、すべてのノードにAdvancedCopy Managerエージェント機能をインストールします。
AdvancedCopy Managerのインストールとカスタマイズの詳細については、「第2章 AdvancedCopy Managerのインストール」、「第3章 Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務、テープサーバ業務のカスタマイズの準備」、「第4章 Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務のカスタマイズ」を参照してください。
上記構成では、ノード2とノード3にAdvancedCopy Managerマネージャー機能をインストールします。ノード1にAdvancedCopy Managerエージェント機能をインストールします。ノード2は、AdvancedCopy Managerマネージャー機能がインストールされているため、AdvancedCopy Managerエージェント機能をインストールする必要はありません。