名前
stgmgrinfoset - 管理情報一括バックアップ実行サーバの登録、削除と表示
形式
/opt/FJSVswstf/bin/stgmgrinfoset [-del | -d ディレクトリ名 -c Storage管理サーバのコード]
機能説明
本コマンドは、以下の3つの機能があります。
管理情報一括バックアップ実行サーバ(stgmgrinfobkup(管理情報一括バックアップコマンド)を実行するサーバ)を登録します。
管理情報一括バックアップ実行サーバを削除します。
管理情報一括バックアップ実行サーバの情報を表示します。
オプション
管理情報一括バックアップ実行サーバの情報を表示します。
管理情報一括バックアップ実行サーバを削除します。
バックアップデータを格納するディレクトリの絶対パスを指定します。
ディレクトリ名には、英数字、_(アンダースコア)のみ使用可能です。
Storage管理サーバをインストールしたときに指定したcodeを指定します。指定できる値は以下のとおりです。
EUCを指定した場合:EUC
SJISを指定した場合:SJIS
UTF-8(UNICODE)を指定した場合:UTF8
なお、Storage管理サーバがWindows版の場合、SJISを指定してください。
終了ステータス
=0:正常終了
>0:異常終了
使用例
管理情報一括バックアップ実行サーバを登録します。
# /opt/FJSVswstf/bin/stgmgrinfoset -d /stgbkupdata -c EUC swstf3000 AdvancedCopy Managerの管理情報の一括バックアップを実行するサー バを登録しました。 #
管理情報一括バックアップ実行サーバを削除します。
# /opt/FJSVswstf/bin/stgmgrinfoset -del swstf3001 AdvancedCopy Managerの管理情報の一括バックアップを実行するサー バを削除しました。ディレクトリを削除してください。ディレクトリ=/stgbkupdata #
管理情報一括バックアップ実行サーバの情報を表示します。
# /opt/FJSVswstf/bin/stgmgrinfoset Directory : /stgbkupdata Manager code : EUC #
注意事項
rootユーザーまたはAdministratorsグループに所属するアカウントのみ実行可能です。
バックアップデータを保管するディレクトリを変更する場合、-delオプションで削除した後、再度登録してください。
1つのStorageサーバのみ管理情報一括バックアップ実行サーバとして登録してください。
管理情報一括バックアップ実行サーバとして登録するStorageサーバがクラスタ運用の場合、環境変数SWSTGNODEに論理ノード名を設定してください。
-dオプションに指定するディレクトリは、あらかじめ準備してください。