ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書

9.3 構成管理のコマンド

本節では、バックアップ運用やレプリケーション運用を行うサーバや運用対象となるデバイスの情報を管理する構成管理のコマンドによる操作について説明しています。

注意

コマンド実行時の動作環境

コマンドを実行する際に必要となる動作環境は下表のとおりです。

表9.14 構成管理のコマンド実行時の動作環境

コマンド名

AdvancedCopy Manager動作環境

stgcmmodnode

Storage管理サーバ(Storage管理サーバ業務)で実行する場合、Storage管理サーバ(Storage管理サーバ業務)が動作していなければならない。

stgenvdisp

Storage管理サーバ(Sotorage管理サーバ業務)、Storageサーバ(Storageサーバ業務)共に動作していなくても実行可能。
ただし、クラスタ運用の場合、クラスタサービス(クラスタシステムにより名称が異なる)が動作していない場合は一部の情報が表示されない。

stgmgrinfoset

管理情報一括バックアップ実行サーバが動作していなければならない。

stgmgrinfobkup

Storage管理サーバ(Sotorage管理サーバ業務)、管理情報一括バックアップ実行サーバ、管理情報一括バックアップ対象サーバが動作していなければならない。

stgmgrinfodisp

管理情報一括バックアップ実行サーバが動作していなければならない。

stgxfwcmsetmode

Storageサーバ業務が動作していなければならない。

注意

クラスタ運用の場合

クラスタ運用におけるコマンドは、次の手順で実行します。

  1. 必要に応じて、環境変数SWSTGNODEに該当業務の論理ノード名を設定します。環境変数の設定方法は以下のとおりです。

    # SWSTGNODE=論理ノード名
    # export SWSTGNODE
  2. コマンドを実行します。

クラスタ運用におけるコマンドと、環境変数設定の要否およびコマンドを実行するノードは下表のとおりです。コマンドを実行する際の注意事項等は備考欄に記述しています。

表9.15 クラスタ運用時のコマンド

コマンド

環境変数の要否

コマンド実行ノード

備考

stgcmmodnode

必要

業務稼働ノード

stgenvdisp

不要

業務稼働ノード

stgmgrinfobkup

必要

業務稼働ノード

stgmgrinfodisp

必要

業務稼働ノード

stgmgrinfoset

必要

業務稼働ノード

stgxfwcmsetmode

必要

業務稼働ノード