本節では、バックアップ運用やレプリケーション運用を行うサーバや運用対象となるデバイスの情報を管理する構成管理のコマンドによる操作について説明しています。
注意
コマンドを実行する際に必要となる動作環境は下表のとおりです。
コマンド名 | AdvancedCopy Managerの動作環境 |
---|---|
stgcmmodnode | Storage管理サーバ(Storage管理サーバ業務)で実行する場合、Storage管理サーバ(Storage管理サーバ業務)が動作していなければならない。 |
stgenvdisp | Storage管理サーバ(Sotorage管理サーバ業務)、Storageサーバ(Storageサーバ業務)共に動作していなくても実行可能。 |
stgmgrinfoset | 管理情報一括バックアップ実行サーバが動作していなければならない。 |
stgmgrinfobkup | Storage管理サーバ(Sotorage管理サーバ業務)、管理情報一括バックアップ実行サーバ、管理情報一括バックアップ対象サーバが動作していなければならない。 |
stgmgrinfodisp | 管理情報一括バックアップ実行サーバが動作していなければならない。 |
stgxfwcmsetmode | Storageサーバ業務が動作していなければならない。 |
注意
クラスタ運用におけるコマンドは、次の手順で実行します。
必要に応じて、環境変数SWSTGNODEに該当業務の論理ノード名を設定します。環境変数の設定方法は以下のとおりです。
# SWSTGNODE=論理ノード名 # export SWSTGNODE
コマンドを実行します。
クラスタ運用におけるコマンドと、環境変数設定の要否およびコマンドを実行するノードは下表のとおりです。コマンドを実行する際の注意事項等は備考欄に記述しています。
コマンド | 環境変数の要否 | コマンド実行ノード | 備考 |
---|---|---|---|
stgcmmodnode | 必要 | 業務稼働ノード | - |
stgenvdisp | 不要 | 業務稼働ノード | - |
stgmgrinfobkup | 必要 | 業務稼働ノード | - |
stgmgrinfodisp | 必要 | 業務稼働ノード | - |
stgmgrinfoset | 必要 | 業務稼働ノード | - |
stgxfwcmsetmode | 必要 | 業務稼働ノード | - |