バックアップ業務にStorageサーバを追加する処理は、GUI操作およびコマンド操作で実施することができます。
GUIでの操作方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「新たにStorageサーバを登録する」を参照してください。
コマンドでの操作方法は、Storage管理サーバのOSに対する『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の9.3.4 stgxfwcmaddsrv(サーバ情報追加コマンド)を参照してください。
以下に、Storageサーバの追加で必要になる処理を説明します。
Storageサーバを登録します。詳細は、「4.4.4 Storageサーバの登録」を参照してください。
追加したStorageサーバに接続されている全デバイス情報を取り込みます。詳細は、「4.4.5 Storageサーバ配下のデバイス情報の取り込み」を参照してください。
Storageサーバの情報設定を行います。詳細は、「4.4.6 バックアップ運用を行うサーバの環境設定」を参照してください。
2で取り込んだデバイスの運用種別を設定します。詳細は、「4.4.7 デバイスの運用種別設定」を参照してください。
4で登録した全ての業務ボリュームに対して、バックアップポリシーを設定します。詳細は、「4.4.8 バックアップポリシーの設定」を参照してください。
注意
Storageサーバ追加時にディスクやメモリなどのシステム資源が不足する可能性があります。Storageサーバ追加操作を行う前にシステム資源の再見積りを行ってください。詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「必要資源」を参照してください。
Storageサーバ追加時にリポジトリ更新時に必要となる領域が不足する場合があります。そのため、Storageサーバ追加前に、リポジトリ更新時に必要となる領域が不足していないか確認してください。不足している場合は、必要な領域を確保した後に、Storageサーバを追加してください。
手順は、Storage管理サーバのOSに対応した以下のマニュアルを参照してください。
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「リポジトリへのアクセス失敗時の対処方法」の手順2
Storageサーバ追加時にStorage管理サーバのリポジトリ(リポジトリデータ格納DBスペース用ディレクトリ)の容量が不足する可能性があります。Storageサーバ追加操作を行う前に、リポジトリ容量の再見積りを行ってください。
見積り方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「データベース領域の見積り」を参照してください。
再見積りの結果、65MBに満たない場合は、容量の拡張は不要です。65MBを超える場合は、容量を拡張した後、Storageサーバ追加操作を行ってください。拡張方法は、「8.2.1 リポジトリの容量不足時の対処方法」を参照してください。