名前
swsrpstat_exchange - ストレージグループの運用状況表示
形式
プログラムディレクトリ\bin\swsrpstat_exchange [-Xdevmap Device-Map-File ] -sgname Storage-Group-Name
機能説明
オプション
ストレージグループ名を指定します。
スペースを含むストレージグループ名は、二重引用符(" ")をつける必要があります。
ストレージグループの配置ボリュームとバックアップボリュームの組を記述した、デバイスマップファイル名を指定します。デバイスマップファイルの詳細については、「4.4.10 デバイスマップファイルの準備」を参照してください。デバイスマップファイル名は絶対パスで指定してください。
本オプションを省略した場合は、指定したストレージグループの全ての複製ボリュームに対する運用状況を表示します。
終了ステータス
=0:正常終了
>0:異常終了
使用例
ストレージグループFirstStorageGroupの運用状況を表示します。業務ボリューム(ストレージグループ配置ボリューム)とバックアップボリュームの対応が記述された、デバイスマップファイルがK:\STG\DEV.mapであるとします。
C:\> C:\Win32App\AdvancedCopyManager\bin\swsrpstat_exchange -Xdevmap K:\STG\DEV.map -sgname FirstStorgeGroup Server Original-Volume Replica-Volume Direction Status Execute EXCHG-SVR g1d1p1@EXCHG-SVR g1d11p1@BKUP-SVR regular equivalent 100% EXCHG-SVR g1d2p1@EXCHG-SVR g1d12p1@BKUP-SVR regular sync 83% C:\>
注意事項
実行状態(“Status”欄に表示される状態)が以下の場合は必要に応じて対処を行ってください。
Status表示 | 対処方法 |
---|---|
failed | ハードウェアトラブルです。ハードウェアトラブルの原因を取り除いた後、swsrpcancel(複製解除コマンド)を用いて運用を停止してください。 |
halt | 筐体間レプリケーション運用中のハードウェアトラブルです。ハードウェアトラブルの原因を取り除いた後、swsrpcancel(複製解除コマンド)を用いて運用を停止してください。 |
????? | コピー情報が取得できませんでした。再実行しても同様の結果になる場合はハードウェアトラブルです。ハードウェアトラブルの原因を取り除いた後、コマンドを再実行してください。 |
次のような場合は、運用状況を表示できません。
指定した複製元/複製先ボリュームが複製ボリュームとして設定されていないとき。
次のコマンドの実行中は、本コマンドを実行することができません。