名前
btfwaltq - ジョブキューの属性変更
形式
btfwaltq -m ジョブの多重度 -q ジョブキュー名
機能説明
ジョブキューの属性を動的に変更します。
ジョブキューの属性の変更は1個のジョブキューを対象に行うことができます。
オプション
ジョブの多重度を1~64の範囲で指定します。
対象のジョブキュー名を指定します。
実行可能ユーザ
システム管理者(スーパユーザ)またはInterstage運用者
システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)
使用例
ジョブキュー“que001”の多重度を“5”に変更します。
# btfwaltq -m 5 -q que001 |
コマンドの復帰コード
0:正常終了
1:警告終了
上記以外:異常終了
注意事項
変更したジョブキューの属性は、バッチ受付サービスを初期化モードで起動するまでの間、保持されます。バッチ受付サービスを初期化モードで起動するとジョブキューの属性は、バッチセットアップ情報ファイルまたはbtfwaltqdefコマンドで定義した値に変更されます。ジョブキューの定義を変更したい場合には、btfwaltqdef(ジョブキューの定義変更)コマンドを利用してください。
btfwaltqコマンドのオプションに指定したジョブの多重度よりも多くのプロセス数を必要とするジョブが対象のジョブキューに存在すると、btfwaltqコマンドはジョブの多重度の変更を行わずに異常終了します。この場合は、コマンドのオプションに指定したジョブの多重度の値を見直すか、エラーの原因となったジョブが終了するのを待ってからコマンドを再投入してください。
ジョブの多重度を拡大する場合には、ジョブキューの多重度の拡大だけでなく、ジョブの実行環境を再セットアップする必要があります。ジョブの多重度の変更方法については“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”を参照してください。