COBOL実行基盤インタフェース生成の対象とするアプリケーション情報の追加は、[アプリケーション情報の設定]画面を使用して行います。[アプリケーション情報の設定]画面では、以下の情報を設定します。
基本情報
アプリケーションの基本情報を設定します。以下に、画面イメージと各部品の説明を示します。
[サーバアプリケーション名]
バッチジョブ定義で設定したバッチアプリケーション名を記述します。
[プログラム名]
バッチアプリケーションのCOBOLプログラムのプログラム名を記述します。[プログラム名]は直接指定するか、またはCOBOLソースファイルの内のPROGRAM-IDを参照して指定します。
[参照]
[プログラム名の参照]ダイアログボックスを表示します。ダイアログボックスには、作業対象のCOBOLプロジェクトの[ソースファイル]フォルダ配下に格納されているCOBOLソースファイル内のPROGRAM-IDの一覧が表示されます。
バッチアプリケーションは、ジョブステップ定義のバッチアプリケーションの情報で指定した値に従ってバッチ実行基盤から呼び出されます。COBOL実行基盤インタフェースの以下の設定項目は、ジョブステップ定義のバッチアプリケーションの情報と一致するように指定してください。異なる値が指定された場合、バッチアプリケーションを正しく実行することができません。
COBOL実行基盤インタフェースの設定項目 | COBOL実行基盤インタフェースの設定に対応するバッチアプリケーションの設定項目 |
---|---|
サーバアプリケーション名 | サーバアプリケーション名(注) |
注)バッチジョブ定義エディタを使用して設定します。設定方法については、“A.1.7.3 バッチアプリケーション定義画面”の“COBOL用の画面”を参照してください。
実行基盤インタフェースの出力情報
COBOL実行基盤インタフェースの生成によって出力されるCOBOL実行基盤インタフェースの出力形式に関する情報を設定します。以下に、画面イメージと各部品の説明を示します。
[サーバアプリケーションの実行基盤インタフェースの出力形式]
アプリケーション実行基盤インタフェースとして出力されるソースファイルと定義ファイルの形式を指定します。
[出力ファイルのプレフィクス]
COBOL実行基盤インタフェースソースファイルを生成するときに、ファイル名の先頭にプレフィックスとして付加する文字列を指定します。
[コメントファイル名]
COBOL実行基盤インタフェースソースファイルを生成するときに、ソースファイルの先頭に注釈行として挿入する情報を格納したファイル名を指定します。
[参照]
コメントファイルを参照して選択します。クリックすると、[ファイルの選択]ダイアログボックスが表示されます。
[プロジェクトから選択]
プロジェクト配下に格納しているファイルを選択する場合に選択します。
[参照]をクリックしてコメントファイルが格納されているプロジェクトを指定すると、[ファイル名]一覧にプロジェクトに格納されているテキストファイル(.txt)が表示されます。一覧から、コメントファイルとして使用するテキストファイルを選択してください。
[フォルダから選択]
ファイルシステム上にあるファイルを、相対パス、または絶対パスでコメントファイルとして指定する場合にチェックします。
[コメントに生成日付を挿入する]
COBOL実行基盤インタフェースの生成によって出力されるソースファイル内のコメントに、生成日付を挿入する場合に指定します。日付は、ソースファイルの先頭に挿入されます。コメントファイルを指定している場合は、コメントファイルで定義した情報の末尾の行に追加されます。日付は、次の形式で挿入されます。
YYYY-MM-DD(例:2008-01-01)
以下に、コメントに生成日付を挿入した場合の出力例を示します。
コメントファイルの内容
COPYRIGHT FUJITSU LIMITED 2008 |
生成日付を挿入した場合のCOBOLソースファイルへのコメント出力例
000001*COPYRIGHT FUJITSU LIMITED 2008 000002*2008-01-01 |
パラメタ情報
[パラメタ情報]画面では、バッチ実行基盤から呼び出されるパラメタ情報の設定を行います。以下に、画面イメージと各部品の説明を示します。
[COBOLプログラムに渡すパラメタ]一覧
COBOLプログラムに渡すパラメタを、COBOLプログラムに渡す順に定義します。一覧には、各パラメタのパラメタ名、パラメタが定義してあるCOBOL登録集、およびCOBOL登録集に含まれる最初のデータ記述項のレベル番号が表示されます。
[追加]
COBOLプログラムに渡すパラメタを追加します。クリックすると、[パラメタの設定]画面が表示されます。[パラメタの設定]画面の詳細については、“パラメタの追加と更新”を参照してください。パラメタは32個まで追加できます。
[更新]
[COBOLプログラムに渡すパラメタ]一覧で選択中の行の情報を更新します。クリックすると、[パラメタの設定]画面が表示されます。[パラメタの設定]画面の詳細については、“パラメタの追加と更新”を参照してください。
[削除]
[COBOLプログラムに渡すパラメタ]一覧で選択中の行の情報を削除します。
[上へ]、[下へ]
[COBOLプログラムに渡すパラメタ]一覧で選択中の行の順序を変更します。
パラメタの追加と更新
[パラメタ情報]画面におけるCOBOLプログラムに渡すパラメタの追加と更新は、[パラメタの設定]画面で行います。
以下に、画面イメージと各部品の説明を示します。
[パラメタ名]
バッチアプリケーションに渡すパラメタの名前を指定します。パラメタ名には、[COBOL登録集名]に指定したCOBOL登録集に含まれる、レベル番号01または77のデータ項目名を指定してください。
COBOL登録集に含まれるCOBOLのデータ記述項がレベル番号01または77のデータ項目で始まる場合、パラメタの名前としてそのデータ項目名を指定します。データ記述項がレベル番号01または77以外のデータ項目で始まる場合、レベル番号01とするデータ項目の項目名を指定してください。
[COBOL登録集名]
バッチ実行基盤から呼び出されるプログラムのパラメタが定義されているCOBOL登録集のファイル名を指定します。
[参照]
[ファイルの参照]ダイアログボックスからCOBOL登録集を指定します。
バッチアプリケーションは、ジョブステップ定義のバッチアプリケーションの情報で指定した値に従ってバッチ実行基盤から呼び出されます。COBOL実行基盤インタフェースの以下の設定項目は、ジョブステップ定義のバッチアプリケーションの情報と一致するように指定してください。異なる値が指定された場合、バッチアプリケーションを正しく実行することができません。
COBOL実行基盤インタフェースの設定項目 | COBOL実行基盤インタフェースの設定に対応するバッチアプリケーションの設定項目 |
---|---|
COBOLプログラムに渡すパラメタの順序 | パラメタの順序(注) |
COBOL登録集に定義されているパラメタの型 | パラメタのデータ型(注) |
注)バッチジョブ定義エディタを使用して設定します。設定方法については、“A.1.7.3 バッチアプリケーション定義画面”の“COBOL用の画面”を参照してください。
オプション情報
[オプション情報]画面では、COBOL実行基盤インタフェースの形式を指定します。以下に、画面イメージと各部品の説明を示します。
[COBOL実行基盤インタフェースの形式]
COBOL実行基盤インタフェースの形式に関する設定を行います。
[サーバアプリケーションで未設定データ判定処理を使用する]
バッチアプリケーションで未設定データの判定処理を使用します。
未設定データの判定処理の詳細については、“2.5.2.2 COBOLアプリケーションのインタフェース”を参照してください。