ジョブの外部仕様にもとづいて、ジョブの構成を設計します。
ジョブを構成するバッチアプリケーションの構成(ジョブステップの構成)
バッチアプリケーションの開発環境
ライブラリ名の決定
ロード方法によるアプリケーションのライブラリ分け
ジョブを構成するバッチアプリケーションの構成(ジョブステップの構成)
ジョブは、複数のバッチアプリケーションをジョブステップとして、組み合わせて実行できます。バッチアプリケーションの機能構成を分割して設計することで、機能をほかのジョブへ流用しやすくなり、アプリケーション開発を効率化できます。
また、ファイル管理機能を使用して、バッチアプリケーション間で引き継ぐファイル(データ)に一時ファイルを使用することで、ファイルの削除漏れなどを防止します。また、ファイルの排他を獲得することで、ほかのジョブからのファイルの破壊などを防止します。
バッチアプリケーションの開発環境
ジョブを構成する各バッチアプリケーションの開発環境の種別を、以下から選択します。
COBOLアプリケーション
NetCOBOLで開発します。
C言語アプリケーション
C言語に対応した開発環境で開発します。
コマンド
各種開発言語に対応した開発環境で開発します。
シェルスクリプト
シェルスクリプトに対応した開発環境で開発します。
バッチファイル
バッチファイルに対応した開発環境で開発します。
ライブラリ名の決定
バッチアプリケーションのライブラリを作成する場合、バッチアプリケーションのライブラリ名、および共用ライブラリ名を決めます。
ライブラリ名は、先頭に“lib”かつ拡張子“so”です。
ライブラリ名は、拡張子“dll”です。
バッチ実行基盤では、ライブラリ名の予約語として以下がありますので、使用しないでください。
“libibsb”で始まるライブラリ名
“libbtfw”で始まるライブラリ名
“libapfw”で始まるライブラリ名
“F6”で始まるライブラリ名
ロード方法によるアプリケーションのライブラリ分け
バッチワークユニットに配備するアプリケーションのロード方法には、ダイナミックロードとプレロードがあり、ライブラリ単位に選択します。プレロード向けと、ダイナミックロード向けにライブラリを分類して、ライブラリ構成を設計します。