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Interstage Job Workload Server V9.2.0 バッチ開発ガイド

2.2.3 プロシジャ呼出しステップ定義

プロシジャを呼び出すジョブステップをプロシジャ呼出しステップと呼びます。プロシジャ呼出しステップ定義では以下を設定します。

プロシジャ呼出しステップ定の基本情報

プロシジャ呼出しステップ全体の情報を設定します。

プロシジャ呼出しスップ定義の実行条件定義

先行ジョブステップの実行結果に応じて、プロシジャを呼び出す条件を設定します。


2.2.3.1 プロシジャ呼出しステップ定義の基本情報

プロシジャ呼出しステップの基本情報として以下を設定します。

プロシジャ呼出しステップ名

プロシジャを呼び出すジョブステップを識別する名前です。
プロシジャ呼出しステップ名は、同一ジョブ定義内のほかのジョブステップ名、およびプロシジャ呼出しステップ名と重複しない一意の値を設定します。


“ジョブ定義名+ジョブステップ名(プロシジャ呼出しステップ名を含む)”の長さが、“255-(インストールディレクトリ名の長さ+ホスト名の長さ+60)”以下になるように設定してください。


呼び出すプロシジャ定義名

呼び出すプロシジャ定義名を指定します。


プロシジャに渡す置換えパラメタ

プロシジャ定義中にある“2.2.5 置換えパラメタ”の値を設定します。
ジョブ実行時に置換えパラメタの値を、設定した値に置き換えることにより、プロシジャを汎用的に使用できます。置換えパラメタの値の設定がない場合は、プロシジャ定義の置換えパラメタの初期値を使用します。初期値が設定されていない場合は、置換えパラメタを空文字列“”に置き換えます。


コメント

プロシジャ呼出しステップ定義に関するコメントを記述します。
コメントを、ステップ情報として、ジョブログに出力できます。


ステップ情報については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ステップ情報の出力形式”を参照してください。


2.2.3.2 プロシジャ呼出しステップ定義の実行条件定義

プロシジャ呼出しステップの実行条件定義として以下を設定します。

プロシジャ呼出しステップの実行条件

先行ジョブステップの終了状態によって、プロシジャを呼び出すか設定します。実行条件として以下を設定します。


ジョブをキャンセル、または先行ジョブステップに設定したバッチアプリケーションがシグナルを発生した場合などは、プロシジャの呼出しを行いません。


プロシジャ呼出しステップの迂回条件

先行ジョブステップの終了状態によって、プロシジャの呼出しを迂回するか設定します。

プロシジャの呼出しステップの迂回条件に指定できる先行ジョブステップ名

先行ジョブステップ名には、以下が指定できます。