Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
第5章 シングル・サインオンのカスタマイズ |
Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバを起動するには、SSOリポジトリを事前に起動しておく必要があります。
システム起動時のサービス開始においては、SSOリポジトリを起動する前にリポジトリサーバが起動した場合、sso01041のエラーが出力され、リポジトリサーバの起動に失敗します。
SSOリポジトリとリポジトリサーバとの間にサービスの依存関係を設定することで、SSOリポジトリを起動してからリポジトリサーバを起動することが可能となり、システム起動時のリポジトリの自動起動が可能となります。
Interstage シングル・サインオンはサービスの依存関係を設定・解除するコマンドを提供しており、これを用いることでSSOリポジトリとリポジトリサーバとの間のサービスの依存関係を設定・解除することができます。
以下に、サービスの依存関係を設定、および解除する方法を説明します。
ssosetsvcコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“シングル・サインオン運用コマンド”を参照してください。
リポジトリサーバが構築されているInterstage HTTP ServerのWebサーバ“web001”とSSOリポジトリ“ssorep”とのサービスの依存関係を設定します。
C:\>ssosetsvc ssorep web001 |
ssounsetsvcコマンドを用いてサービス依存関係を解除します。
ssounsetsvcコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“シングル・サインオン運用コマンド”を参照してください。
リポジトリサーバが構築されているInterstage HTTP ServerのWebサーバ“web001”のサービスの依存関係を解除します。
C:\>ssounsetsvc web001 |
SSOリポジトリの削除やSSOリポジトリだけの停止を行う場合には依存関係を解除してください。
目次
索引
![]() ![]() |